針ノ木岳〜五竜岳縦走 初日

たかぼー

2018年07月19日 13:50

少し早い夏休み。
天気も良いので北アルプスに行きましょう。

いつも迷う行き先は今回全然迷わず。
行き先は去年から決めてた。
いや、本当は6年前から考えてた五竜岳。
当時小学生だった次男坊と行こうと思ってが、寝坊して行きそびれた五竜岳

行き方は去年決めてたので、それをそのまま流用。
白馬八方バスターミナル(駐車場)→アルピコバスのアルペンライナー(1800円)で扇沢へ

初日は扇沢から針ノ木雪渓→針ノ木岳→赤沢岳→鳴沢岳→爺ヶ岳→冷池山荘(テント泊)
2日目は冷池山荘→鹿島槍ヶ岳→五竜岳→八方尾根→白馬八方バスターミナル


こんな感じの予定で、通常30時間のコースタイム、距離35kmほど歩く山行計画。
普通に歩いていたら間に合わないので、そこを50〜60%ほどの速度で歩くつもりで。

まー、2日目はすぐに下山したい人(夕方には家でゆっくりしたい)なので、初日にどれだけ頑張れるか、ですな。
7月17日(火)
白馬八方バスターミナルから扇沢行きのアルペンライナーは8:35しかないので、03時に自宅出発。
立ち寄ったコンビニからの後立山連峰にテンション上がるー
地元の人たちはいつもこんな壮大な風景見れて羨ましい〜



07時半過ぎにはバスターミナル到着。
車内で1800円払って扇沢に09:40分到着。

10時前から北アルプスに向けて歩き出すって、遅すぎるよねー。。。

まずは日本三大雪渓の一つ、針ノ木雪渓に向かう。
個人的にはこれで白馬・剱沢と三大雪渓をすべて歩いた事に。


写真右側の登山道から少し樹林帯を歩く。(奥に見える山が針ノ木やスバリ岳かな)

途中に大沢小屋。
雪渓を登るのにアイゼンが必要で、12本爪の方も多かったものの、ここでレンタルされるアイゼンは簡易の4本爪。
時期によりますが、迷ったら参考にされたらよろしいかと。




しばらく歩けば針ノ木の雪渓が



休憩ポイントとなる雪渓の入り口で自分も6本爪の軽アイゼンを装着!
行くぜ行くぜ〜




ブチッ!

・・・えっ?



30歩くらいで右足のバンドが切れた・・・

まぁ雪も緩んでたのでしかたなく左足だけで登る。
(応急処置の結束バンドもあったが、不要なくらい登りやすかった)

大事に保存・保管してたけど、8年ほど使ってたのでさすがに寿命かな〜
結構使いやすくて気に入ってたので、また同じようなやつ買うと思うけども、大事な時に今回の様な事があったら困る。
プラスチックのバンドじゃなくて紐タイプが良いのかもしれないな〜
(それか5年程度で買い換える事)

ふと振り返れば立派な山!
地図で確認すると爺ヶ岳と判明。確かに山の左手に小屋(種池山荘)も見えるじゃない。


ワタス、今日中にあそこまで到達出来るんだろか・・・


自分の行く山と反対向いて歩いてるって、、、

それでも天気が良くて絶景かな絶景かな。


雪渓も7割程度まで進んだ時点で、またブチッ!
左足のアイゼンも死んだ〜
まぁ加水分解なので左足も・・・って分かってたけど。

もう峠間際なのでツボ足でゆく


振り返ると本日歩く稜線がずいぶんはっきり確認できる様に。
こんなん歩けるんかいなー



2時間半弱で針ノ木峠に到着
目の前には北アルプスの主要な山々がどどーん!と



ずいぶん昔の話になるが、グレゴリー赤ザックさん針ノ木岳は良いよと教えてもらったのをずっと記憶してた。
きっと北アルプスを一望出来る、この風景を言ってたんだろうなー

少し休憩して針ノ木岳に向かうと、眼下に針ノ木小屋と蓮華岳。
蓮華岳でコマクサが見たかったぜ、ちきしょー



余りに眺望が良すぎて、先にちっとも進みません。
高瀬ダムが見えますから、一番左手の山はいくみんと喧嘩した燕岳ですねー


そして燕岳から大天井岳、槍ヶ岳へと続く稜線、表銀座ですねー

そこから少し右側を向けば、日帰りピストンした大好きな赤牛岳
なのでその奥には水晶岳へ続く稜線ですねー



13時前に針ノ木岳に到着。ちょっと疲労感・・・


針ノ木岳に着いたら今度は黒部湖見えたー


つー事は、立山に、奥に見えるのは劔ですか!?
ここ凄いなー、全部見えるやん!

疲れてきたけど、さー、今から縦走のスタートですよ。
まずは目の前の山、スバリ岳。



少し下って振り返り見る針ノ木岳。



13時半前にスバリ岳。



次は赤沢岳ですよ。その名の通り少し赤いね。



14時20分ほどに赤沢岳到着。



どんどん行くよ、次は鳴沢岳ですよ。
ちなみに、赤沢岳とこの鳴沢岳の下に関電トロリーバスのトンネルがあります。



14時40分過ぎに鳴沢岳。
これまでほとんど人が居なかったのに、鳴沢岳の頂上には急に登山者数名。
自分と同じルートで進み、新越山荘泊りを予定してる方々だろうか?



お次は岩小屋沢岳。でも写真でも見える通り、その手前に新越山荘あり。



15時頃、新越山荘到着。
ここでピンバッジ購入のため立ち寄ると、今日はどちらまでですか?とスタッフの女性。

実は正直に話したくない・・・

冷池山荘でテント泊を考えてます、なんて言うと嫌な顔されるに決まってる。
15時過ぎに新越山荘に居るんだから、普通に歩けば20時前になる。自分がスタッフでも止めるもん。
これまでたくさんそんな経験してきたので、条件反射的にテン泊なんで種池山荘を考えてますと伝える。

するとテン泊なら大丈夫でしょうが、種池山荘、今日は学校登山で100名近くの学生さんが宿泊されるんですよと仰る。

マジですか

喋りやすかったので、そこから少しの時間話し込み、実は10時前に雪渓から登ってここに到達した事。
正直なところ、出来れば冷池まで行きたい旨を話すと、それなら冷池まで行っても良いかもしれませんねと。

・・・いや、うん、今の時期、日も長いんできっと行けますよ、行きましょう!!

こんな山小屋のスタッフさんと初めて会った。
ちゃんと登山者のペースを判断した上で判断してくれてる。
普通、一般的なコースタイム言われて、みんな一緒くたで嫌な顔され、否定されて終わり。
行く、行かないなんて本人が決める事。自己責任。

そう、こういう判断、というか、こういうアドバイスが本当は欲しいねんな〜

ここで話せた事で、冷池では遅くなって嫌な顔されるかも知れない・・・という憂いが消え、この後はすごい気持ちよく歩く事が出来たなー

新越山荘のスタッフさんに感謝。

15時40分、岩小屋沢岳到着。なんでこんな山の名前なんだろう?



岩小屋沢岳からの下りでは西側斜面を歩くため、次の目的地である種池山荘はなかなか見えないが、赤い屋根が見えると嬉しいねー
ようやく見えた種池山荘と、次に奥に控える爺ヶ岳。



16時20分頃、種池山荘に到着。新越山荘での情報通り小学生?多数。
長野の小学校はこんな山に登山教室で登れるなんて最高だな〜



微笑ましい小学生の話を聞きながらコーラを購入し、一息ついて、さて爺ヶ岳をやりますか!
朝、雪渓からこの山とは反対方向に進んでたけど、ようやくここまで来たー



17時過ぎ、爺ヶ岳(南峰)到着。



うっひゃー!
鹿島槍見えて来たー!!
(よく見ると中央左付近にテント場と冷池山荘の赤い屋根が見えます)


予定時刻は過ぎてるものの、夕方になり日が傾き始め、なんだか雰囲気がいいー
実はこの時間の山が個人的には一番好きかも知れない。静かだし、山の形がハッキリ見えるし、雰囲気ある。
写真を撮りまくり、さらに時間がおしてるが、気にしない。17時過ぎには着くでしょー。

冷池山荘付近からみる双耳峰の鹿島槍ヶ岳と、その手前には布引山。


明日登るぞー

17時40分頃、冷池山荘到着。テント泊代の700円を払いテント設営。
18時前の到着で案の定少し感じは良くなかったものの、気にしない。ビールで乾杯


雨は降りそうになかったのでストックシェルターに、贅沢してグランドシート持参。



湯気が立ってないから美味しそうに見えないけど、今日の夕飯は焼豚入りの出前一丁



19時過ぎにテン場から見る夕日。剱岳の方に沈む。



真ん中に種池山荘と、奥の山は左から蓮華岳、針ノ木峠に針ノ木岳、スバリ岳。



3つのピークを持つ爺ヶ岳



翌日は3時半出発で、12時には八方尾根から下山予定。
全然寝れませんでした・・・
ひたすら時間が過ぎるのをまだかまだかと待ってました・・・



2日目へ続く

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