合併浄化槽のブロワー修理

たかぼー

2021年04月02日 13:32

1ヶ月ほど前から気になっていた異臭。
我が家は合併浄化槽なので、風向きなどでたまに臭うが、最近多いなと。

昔、排気ラインを改造したこともあって、我が家の浄化槽の排気は雨樋から排気される。

よく雨樋が枯れ葉で詰まるので、また掃除しないとな〜と数日後に清掃。

でもその後も異臭解消されず。

原因追及で浄化槽の中を点検すると、あれ?なんか静かね。

おっ!

ブロワー止まっとるやん!!

これはいかん!と電源抜き差しするもうんともすんとも・・・

壊れちゃった?

365日、毎日動いているものだから、いつか壊れると思ってたけど、13年目にしてついに逝かれたか・・・
型番(テクノ高槻 HP-60)で新規購入を調べると、1万5千円なり。

うーん、高いけど、仕方ないか・・・

でも、一回分解して、構造を調べるか。
それから買っても遅くはないわな。

13年も雨風に晒されたので見た目は経年劣化がきてる。
中身見るのが怖いな・・・


ボルトやビスを何本か外し、中身を確認するとすぐにおかしな箇所を発見。
電源回路と思われる部分が接触していない。


何これ?

いろいろ調べるもよく分からんかったが、金属部分に共通する穴が気になる。
うーん?と唸ること数分。
あ、なんかの部品か欠品してるのか!?

重たい本体を振ったら出て来た小さなプラスチック部品。
うん、折れてるね。


どう取り付けられてたのか、取付方が分からず、部品を見ながらまた唸ること数分。

分からん。

とりあえず、金属強制的に接触させて電源入れてみよ。

入れた瞬間、ガリガリガリガリ!

うおっ!

明らかにおかしな挙動。

なんとなーく、分かった気がして型番からネット検索し、ヒントをゲット。

なるほど〜

安全装置なんだー

ダイヤフラムが破れると、このチャチいプラスチックが折れて電源が切れる仕組みなのね。

確認でダイヤフラム部を開いてみると〜


見事に破れてる〜

これはあかん。
万事休す。修理不可能。

もう買うかな?
と商品検索してたら、あら?ダイヤフラムも売ってるやん!
新品1万5千円。
ダイヤフラム5千円。

いくみんに相談すると新品を買った方が良いんじゃないかと。
うーん、でも直したいやん。1万円も違うよ。
直せそうやし。

という事で、結局ダイヤフラム購入。
5日も待った。
この間に、浄化槽に住む好気バクテリアが苦しんでるかも〜


届いたのが自分が深夜に帰ってくる日で、いくみん達が寝静まった夜遅くに作業開始。

再びバラしたブロワー。
2つあるダイヤフラムは両方ともに完全に破損。


一度完全にバラして新品に取り替え。


元通りにして、ダイヤフラムに同封されて来た安全装置であるプラスチック部品を装着。

なるほど、これが正規の姿だったのか。


ダイヤフラムが破れるとこのピンが折れて電源断となる仕組み。

元通りに組み立て電源オン!

見事復活。

これでバクテリア君も元気に活動できるでしょう。
(いつからブロワー止まってたか分からんので、もう御臨終してるかも・・・(//∇//) )

真夜中の合併浄化槽の前で、誰にも褒めてもらえないけども、一人ご満悦なたかぼーでした( ̄▽ ̄)

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