軽トラキャンプももう何度目になるのか?
今回は長野県は戸隠神社を目的地にレッツゴー。
今回のきっかけは、大学の夏休みを謳歌していた次男坊が「軽トラ借りてキャンプしようかな」というもの。
そうは言ったものの、ダラダラと時間は過ぎ、夏休みももう終わろうかという時期になったので、自分が一日休暇を取って付き合ってあげることに。まぁ自分も軽トラキャンプへ久々に行きたかったということもある。
行き先は次男坊に決めさせることに。
どこの情報かは知らないけれど、直前で決めたのは戸隠神社。
古事記の神話も少し知っていたみたい。
(戸隠神社については、タヂカラオが放り投げた岩戸の扉が信濃国戸隠山に落ちたという伝説がある)
調べると戸隠神社は五社あるみたいで、御祭神はそれぞれ
奥社(おくしゃ):天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)
九頭龍社(くずりゅうしゃ):九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)
中社(ちゅうしゃ):天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)
火之御子社(ひのみこしゃ):天鈿女命(あめのうずめのみこと)
宝光社(ほうこうしゃ):天表春命(あめのうわはるのみこと)
天の岩戸隠れの神話に出てくる三柱が集結。
行き先を次男坊に託したので、ほとんど調べることが出来ずに出発して、現地では苦労することに。
やっぱり仕事も遊びも同じで、準備はしっかりしておかないといけません。
ラグビーワールドカップ(日本vsサモア)を観賞した後、準備して出発。
軽トラキャンプは準備が簡単なので気が楽。
08時に出発して、行きは北陸自動車道と上信越道を使用して14時頃戸隠に到着。
(帰りは飛騨高山と白鳥を経由し、下道で帰宅)
ちゃんと調べてないので、どう参拝した方が良いのか、分かりません。
とりあえずGoogleMapで適当に駐車場を選択したところ、鏡池という場所に連れて行かれました。
紅葉で有名な場所みたいですが、今はまだ緑。
ここから奥社に向かって歩くことにしたものの、これが遠い。酷く遠い。
ちょっとした登山道に入ったような道で、直前の雨でドロドロ。クロックス参拝で失敗。
20分近く足元が悪いところを歩いてようやく参道に到達。
すぐに雰囲気ある門が。
門の奥には、、、めっちゃ長い参道が・・・まだ歩くンデツカ?
これは五社巡り、、、骨が折れそうだ・・・と思いましたが、長く歩くのは奥社(九頭龍社)くらいで、他の社は駐車場から近いです。
汗だくでようやく奥社(すぐ隣に九頭龍社)に到着。
自分達にとってはメインであるアメノタヂカラオが祀られてます。
思ったよりこぢんまりとした神社で、
「岩があったりする訳じゃないのね?」
「意外とちっちぇー岩で、大したことなかったんちゃうか?だって九州からここまで投げられるくらいの岩なんやろ?ちっちゃいんやで。」
「それじゃアマテラス隠れられんやん」
「這いずって入るくらい入り口ちっちゃかったとか?」
「ホフクゼンシンで入るくらいの穴やってんな、きっと」
などなど、罰当たりなことを言いながら参道を引き返していたからか、話に夢中で完全に道をロスト。
気付いた時にはこのまま行くも引き返すも、どっちにしてもえらく時間がかかる状態に陥っており、
「おめーが罰当たりなこと言うからやー」
「こんなんでバチ当てる?意外と心のちっちぇー神様やな」
「おっ!今はあんたが言ったんやで、オレは言ってない!」
なんて問答をしながら、ヘトヘトになって駐車場に帰還。1時間半くらい歩いてたな。。。
すでに夕方で、もう残りの三社、ゆっくり参拝する時間もないやん・・・としっかりバチが当たった2人。
車に乗って中社(ちゅうしゃ)へ。
ラッキー、駐車場から徒歩30秒!
そして火之御子社(ひのみこしゃ)
最後は宝光社(ほうこうしゃ)
最後に登らせられる。。。
なんとか、日暮れまでに五社を参拝できました。
戸隠から長野市内に移動して、一応次男坊が調べていた川中島合戦場跡に立寄り。
ここは以前、次男坊も来たことがあるけど、駐車場の記憶しかないらしい。
これは調べなくても知識豊富よ、何でも聞いて次男坊。
有名な『鞭声粛々夜河を渡る』を教えてあげました。
我が家の大学生「なにそれ?」って、聞いたこともないらしい。。。
ラグビー観戦で、04時起きの次男坊、流石に長時間の運転とバチが当たった長時間の歩行で疲れが出てきたようなので、本日のキャンプ地を定めて、夜飯の食材を買い出し後に移動。
ちょっと遠かったですが、訳あって場所は道の駅 安曇野松川へ。
20時過ぎに道の駅 安曇野松川に到着。
暗闇でテント設営になるかと思いきや、この日は中秋の名月やったらしく、結構明るい。
2人で軽トラの荷台にテント(というかタープ)を設営して、夜ご飯。
メスティンでご飯を作りながら、おかずは焼肉。次男坊、これがたいそう美味かったらしい。
そうや、外(まさに外)で飯食ったら、なんでもうまいねん。
ご飯もバッチグー。
次男坊はご飯食べたらすぐ寝落ち。思ったより寒くもなくシュラフだけで全然グッスリでした。
自分はせっかくなので中秋の名月の明かりを頼りに、1時間ほど散歩して就寝。自分もしっかり寝れました。
翌朝、いい天気。
次男坊に「めちゃうまい飯作ったるしな」と、ただのベーコンエッグと味噌汁とメスティンご飯。
そしてテントの入口全開!
狙い通りの道の駅でした。
北アルプスを見ながら、朝ごはん。うまいに決まってるやん。
見えてる北アルプスは大天井から常念岳の稜線。
「昔、あの稜線はいくみんと歩いてるんやわー」と教えてあげました。
さぁ、テントを畳んで撤収。
帰りはゆっくり下道で、上高地の玄関口や飛騨高山を抜け、実家に立寄り帰ってきました。
次男坊も運転が出来るようになったので、こんな長距離運転も随分楽に。
翌日、次男坊は大学生活に下宿先へ帰っていきましたが、いい経験になったんじゃないかな。
父から子へ、普段も話はしますが、こんな経験をしながら話すことには意味があるんじゃないかなーと。
また行ける日は来るのでしょうか?そんな次男坊の夏休みでした。
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