賤ヶ岳の戦いの舞台へトレラン

たかぼー

2017年10月01日 15:40

珍しくぽっかりと空いた日曜の午前中。
昼までの4時間ばかり使える。

10月に新潟で行われる25kmトレランにエントリーしたので、20〜30kmほどロード走りに行くかな?と思ったが、気が乗らない。
やはりどうもロードが好きに慣れない自分。
天気もいいし、せっかくなので気持ちのいいトレイルを走りたい。

どっかないかなー?と探してる間に貴重な30分が過ぎて行った。。。

賤ヶ岳に決めた。
やっぱりどうしても歴史を絡めてしまう。
が、自分が好きな時代の歴史上の場所ってどうしても山が舞台になってることが多い。
意外と自分の趣味の2つがいい具合に絡んでる気がする。

賤ヶ岳までは車で40分ほどかかるので、結局2時間ほどしか走れないが、仕方ない!と自分に言い聞かせる。
あー残念ー!となぜか嬉しそうな自分もいたりして・・・

賤ヶ岳リフト乗り場の駐車場に到着すると2台しか車がない。
賤ヶ岳も人気無くなったなーとこの時は思ったが。


もちろんリフトは使わない。
昔、いくみんと来た時はリフト使って上まで行ったような・・・
もう20年ほど前の記憶。
ちなみに往復800円。片道420円。


標高的には300mほど登るだけなので大したことはない。
登山道も管理されていて歩きやすい。


リフトの下を3度ほど歩く。

20分ほどで到着。
天気も良いので琵琶湖がいい感じ。



長浜方面に目をやると琵琶湖に並行して山本山への縦走ルートが見える。
ここはぜひ一度行ってみたい。今日は2時間ほどしかないので断念。



琵琶湖の反対側にはこれから向かう余呉湖。




見た感じ敗軍の将と思ったが、作者の筆からは勝者の将らしい。
戦争に向かう者に勝ちも負けも大差はないのかもしれない。


賤ヶ岳から余呉湖の方面に進路をとり大岩山を目指す。
ここも綺麗に管理されておりナイストレイル。ありがとうございます。


道中はちょいちょいプチ情報が散りばめられているので立ち止まる時間が多過ぎ・・・


なんでこの池って分かるんだろうね?左下にその池が見えてる。
この日は1m四方の水たまりという感じの池。



大岩山に到着。


大岩山には砦が築かれ、賤ヶ岳の戦いでは中川清秀がここに入り討たれた。


歴史好きな方々が史跡巡りをしてるようでした。


という訳で、中川清秀のお墓があります。



予定では大岩山を降りたら余呉駅方面に向かって、出来れば余呉湖西面にある山の稜線伝いに賤ヶ岳に帰りたいなーと思っていたのですが、余呉駅方面に進んで行くと何やらのぼり旗が立てられ、大型バスや人もわらわら。


のぼり旗にはなんと『余呉湖健康マラソン』とな!
どうも完全にコース被ってるー

迷惑になってはいけないので進路を北にとり農道を走る。


写真真ん中からやや右のくぼんだ峠が賤ヶ岳に通じる登山道がある峠。

でも多少ルートを変更しても余呉湖西岸の道路は1本しかない。
仕方なくマラソン交通整理の方に確認すると「10:30に出発やし、頑張れば出発までに登山道まで間に合うわ」と言われ、そら急げーって事で、とても余呉湖西側の山へ登る登山道を探す時間など無し。

ロードを急いで走ってると交通整理の方もおるし、道路脇には座って団欒してるおばあちゃん達が多数。
ゼッケンを付けてない奴が走ってるので???な交通整理の方や、エイドステーションの中学生達はもう来た!?とザワつくし、沿道のおばあちゃん達は完全に勘違いして、めっちゃ応援してくれるし。。。

めっちゃ居ずらーい!

という訳で、ようやく旧国民宿舎横の登山道を見つけ一安心。
賤ヶ岳に向かって登り返す。


最初は階段が続くが、そこを抜ければここもナイストレイル。


賤ヶ岳に戻って来た。


眼下には先ほどの旧国民宿舎が見える。
もう健康マラソンはスタートしたはずだ


琵琶湖方面には伊吹山もちゃんと見えました。



そしてリフト乗り場まで下山。


駐車場を見てびっくり。2台しかなかった駐車場が満車。
賤ヶ岳、舐めちゃいかんね。路駐が発生するほどの人気スポット



トータル14kmほどで、2時間ちょっと。
これで時間の感覚がわかったので、今度は山本山の縦走ルートへ行くぞー。






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