岩籠山・夕暮山(11/7)登山

たかぼー

2009年11月08日 12:03

敦賀三山と言われる山の一つ、岩籠山(いわごもりやま)に家族で登りました。

一番ネックなのがメタボ気味のきずみん(2歳)なのですが、過去にゆう(6歳)も2歳で赤坂山に登ってますし、駄目だったら担いでいくという事にしてチャレンジ!

これまで敦賀三山の野坂山には登ってますから、これで2つ目。
岩籠山は三山の中では知名度は野坂山に劣るものの、登山者の人気は高い山らしい。
標高は765m程。
コースは3つほどあり、メジャーなコースは疋田から行くコースらしいですが、今回は山(山地区から登る)コースを選択。
単に自宅から近いという理由からです
このコースだと夕暮山から岩籠山へと縦走する事になります。

08:30 登山開始。
とりあえず最初は歩かせよう、ときずみんのペースにあわせて行きます。
でもきずみん、当然の事ながら登山という認識は全くないので、ちょっと歩いてはどんぐりや落ち葉を拾ったりしてぜんぜん進みません。
これは親の忍耐勝負になるな・・・といくみんと話し合う。



それでも最初は調子良く登ってましたが、30分もしない内に泣き顔に。
皆できずみんを何とか歩かせようと歌を歌ったり、お菓子で気を紛らわせたりしながら忍耐の登山。
動かなくなるきずみんに一番効果があったのがお菓子作戦と「熊が出るぞ」作戦。
「お尻ガブッて食べられるよー」と言うと重い腰を上げてくれます。

熊は10回以上は使ったような。。。
人間不信になるだろうな。(笑)

標高は低い山ですので、この時期でも十分に紅葉あり。







時間的には岩籠山まで2時間半ほどのコースらしいのですが、牛歩のようにしか進まないので途中の夕暮山に付いたのが3時間以上経過してから。



一応、奥に見える山が野坂山。

泣きながら進まなくなるきずみんを見て、いくみんも私も途中で何度も抱っこして登ろうかとも思いましたが、愚連隊の2人と相談すると「頂上までは自分の足で歩いた方が良いと思う」と妹思いなのかそうじゃないのか分かりませんがストイックな答え。

ここまで来たら最後まで歩かそう。
そう決めました。
スパルタ夫婦。

でもきずみんも辛いが、親も辛い。
ひたすら忍耐、忍耐の登山です。


泣き叫びながら、倒れ込むきずみん



がんばれ がんばれ もう少し ・・・



・・・そして、とうとう岩籠山登頂!
時間は・・・登山開始から4時間5分・・・。
がんばった、きずみん

きずみんの初登山を記念して、岩籠山山頂からのパノラマ写真(合成)をどうぞ。

360度見渡せます。
敦賀三山の野坂山と西方が岳も見えます。
我が家はちょうどその間にあり。(笑)

岩籠山の特徴はインディアン平原。
なぜか急に大きな石(花崗岩)が平原に現れます。
不思議な空間です。人気になるのも分かる気がします。



ね、不思議な空間ですよね?

本来の予定ではインディアン平原まで降りる予定だったのですが、きずみんが限界(超?)だった事と時間の関係で断念。
いや、ここまで2歳の女の子が自分の足で登って来ただけで十分です。

頂上でお湯を沸かし、カップラーメンを皆で食べまわしー。
ちょっとだけ元気になったきずみんを見て、さ、下山開始!

きずみん、下山はもう無理。
登る途中でも「帰りはおんぶしてあげるから」と約束してましたからね。
ザックをいくみんに託し、私がきずみんを担いで下山です。
(予想外に登りに時間をかけてしまったため、京都12Rに間に合うように超特急で下山)

・・・でもメタボ気味きずみん重い・・・。(15kg)

が、これもテント泊をすると思えば乗り越えなければならない重量ですし、頑張ります。

でもでも、途中できずみん背中で寝ちゃって激重・・・ふんがー
下山途中、「これ絶対に大きくなったきずみんに見せてやる・・・」と心に誓うたかぼーでした。




15:35 きずみんを担ぎながら下山完了
登りで4時間以上掛けた道を、1時間33分!で下りてきました。
(京都12R見たいんじゃー!)

登りはきずみんにペースを合わせた事もあり、愚連隊2人には物足りない登山になりましたが、下りはさすがにキツかったらしく、踵が痛い・・・と言っております。
ちょっと全員に無理させた登山でしたが、全員で登ったぞ!感が十分にあり、良い登山でした。

頑張ったきずみんにはいつもなら考えられないアイス3つのご褒美。
またメタボ?やめてー(笑)

これからはきずみんにも色々な経験をさせたいところです。

登山メモ
・いくみんにはストックが必要不可欠。
・重量制限さえクリアすれば、水分は多いに越した事はない。


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