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プロフィール
たかぼー
たかぼー
管理人:たかぼー
生年月日:1976.10.9
家族構成:妻(いくみん)
       長男坊(いぶ)
       次男坊(ゆう)
       長女(きずみん)
       三男坊(いーちゃん)
趣味:登山、DIY、アウトドア
2008年
山の麓にログハウスを建てる
2009年
本格的にアウトドアを始める
2010年
登山歴9ヶ月目でジャンダルム
2011年
夫婦で奥穂高岳へテント泊
2012年
じいちゃんのカブ再生
2014年
暴風雨の中 北鎌尾根単独
2015年
北ア最奧 赤牛岳日帰りピストン
2019年
上州武尊山スカイビュートレイル140k完走
2020年
フルマラソンPB2時間53分


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2009年10月21日

御嶽山(10/20)登山




福井県の敦賀から朝3:50に出発し、中央道から中津川ICでR19に乗り換え御嶽山無料駐車場についたのがちょうど8時くらい。
登山ルートはいくつかあるようだが、今回は一番手っ取り早い田の原登山口から。
車で一気に2100mほどの地点まで。
そこから900mほど上がるだけ、です。(でした 苦笑)

この高低差なら、先日登山した野坂山とあまり変わりませんからね。

駐車場に着き、車を出た瞬間、

「さっぶーーーぅ!!」

気温は6℃くらいでしたが、風がめちゃめちゃ強い。
でもここまできて引き返すわけにはいかん。
とりあえず出発し、厳しかったらすぐ引き返そうと相談。
他の登山者は5人ほど。しかもかなりの重装備・・・。汗
一方、登山未経験者揃いの我がチーム。ガーン

出発前に各々着替えて準備。


「・・・ジャージっすか!?」ビックリ


我がチームの一人、唯一の先輩はなんと上下ジャージ姿に変身。
・・・日本で14番目に高い山ですよ。
3000mあるんですよ。

チームの参謀役の24歳が「僕の寝巻き姿ですよ、それ」と35歳先輩にボソッと暴言。
ま、それを言っても良いくらいの、その場に似つかわしくない格好です。(笑)

と言っても、その他のメンバーも大して変わりません。
登山姿じゃなくて、ごく普通の冬の姿です。(笑)

8:20登山スタート。
スタートした直後からずっと霧の中。雲の中を進みます。
景色なんてあったもんじゃなく、視界は10mほど。
最初は話しながら歩いていたメンバーもあっという間に無言。
なんでもそうですが、体が慣れるまでの30分ほどが一番辛い。

1時間ほど歩いた時点で森林限界地点に到着。
辺りが一気に開けます。
と言っても霧で大した景色は見えませんが。。。
20091020_1.jpg

この白いのは霧。この中をずーっと歩いて行きました。
なんだか白いものが見えてきました・・・。最初は露かと思っていたんですが。。。

メンバー達の元部活紹介
35歳男 元ブラスバンド部 ジャージ姿
33歳男 元テニス部 たかぼー(姿はまとも)
31歳男 元サッカー部 袖なしダウン
24歳男 元帰宅部 だぶだぶジーパン
20歳男 元野球部 ニット帽


歩き始めて1時間半。
一口水と言うポイントに到着。
文字通り、一口分の水がチョロチョロ流れてる場所。
20091020_2.jpg

・・・凍ってる・・・。ビックリ

この辺りから危険なのではないか・・・という思いが脳裏に。
ジャージ姿は「止まってると寒い」とずんずん進む。
みんなが「これ着て下さい」と言っても「大丈夫。歩いてれば寒くない」との問答数回。
結局、無理やり怒私がニット帽のダウンジャケットをジャージ姿に着させました。
「なんやこれ、あったけー!」とジャージ姿。そりゃそうでしょう。
10月後半の3000m級の山にジャージで歩くのはあなただけだわ。(笑)

歩き始めて1時間40分ほどで9合目の休憩地点に。
20091020_3.jpg

この辺りからは完全に銀世界。雪に変わっていきます

辺りは相変わらず霧の中で、ジャージ姿とだぶだぶジーパンは帽子が無いので頭に付いた霧雨が凍って真っ白に。
袖なしダウンは「袖が無いから腕が寒い」と当たり前の事をブツブツ。
ニット帽の長袖シャツを借り、着込みます。
(ニット帽、どんだけ服持ってきた?)

休憩所は木造の簡単な小屋ですが、風を遮ってくれるだけで天国。
体感温度はもちろんの事、気温は普通に氷点下(-1℃)です。

再出発後すぐに長袖シャツを着込んだ袖なしダウンが「指が・・・指が・・・」と泣き言。
私が何か無いかな?とザックを探し、下山後の温泉入った後に履こうと思っていた予備の靴下を手袋代わりに提供。(笑)

若干元気を取り戻した袖なしダウン。
元気に登ってきますが、鼻水を手ですすっています。オーノー!!ヽ(  ̄д ̄;)ノ

素人集団の私達はどこで引き返したら良いのか分からないままここまで上がってきましたが、ほぼ同じような感じで登って来たおじさんと話していたら、大滝頂上まで行って引き上げるのが無難と言う事。
まー、その方は完全装備ですが、私達はジャージ姿引き連れてますからね。
素直にそのアドバイスに従う事に。

大滝山頂は標高2936m。
惜しくも3000mには到達出来ませんでしたが、無理は禁物。
と言うか、ジャージ姿を引き連れた素人集団が氷点下の中ここまで来たというだけですでに相当無茶をしてるわけで・・・。
20091020_4.jpg

大滝山頂付近の看板ですが、氷でバリバリ。

大滝山頂付近では凍っていて歩くのも厳しい状態へ。
一歩一歩足元を確認しながら進みます。
そして到着。
登山を始めて2時間40分。
(雨を避けるため引き返したり、寒さを凌ぐ為休憩時間を長く取ったりした時間含)
20091020_5.jpg

氷点下の中、ジャージで大滝山頂まで上り詰めた強者。(笑)

20091020_6.jpg

私の温度計で、大滝山頂での気温は-4℃

一応、この先に剣ヶ峰と言う御嶽山の本物の頂上があるので、登山道を確認しに行きましたが、そこはさらに別天地。まさに雪山。登山道が数cm程の氷で覆われてました・・・。
アイゼンなどの装備が必要ですが、我がチームの大半がランニングシューズですからーアップ

「どうする?」と一応聞いたが、だぶだぶジーパンが「帰りましょう」と即答。(笑)
そうと決まったら早い早い。すぐ下山開始。
20091020_7.jpg

まー、確かにこんな感じの足元なので、ね。

20091020_8.jpg

登山中には気付かなかったが、こんな崖の際を歩いていたとは。ビックリ

そして下山しだすと不思議なもので晴れ間山が・・・。
あまりの晴れ間に体力的には全く問題無かった私が「一人で走って山頂まで行ってこようかな・・・」と言ったら、だぶだぶジーパンが「この借りは来年返しましょう」と言って制止。
危険だから、と先輩を気遣うよりは「寒いから早く帰ろう」という感じがありあり。(笑)

ちょっと下山して、先ほどの9合目の休憩所で昼食。
20091020_9.jpg

お湯を沸かしてカップラーメンとコーヒーコーヒーカップ
そりゃ、うまいわな。

20091020_10.jpg

ラーメン食って外に出たらちょっとした晴れ間が。
おー!雲の上にいる!とみんな実感。

そこからはノンストップで下山。
みんなが意外と楽しみ?にしていた高山病は全く無し。
ジャージ姿はビールビール片手に下山。やはり強者。
(気圧により高山でビール飲むとゲップがやたら出る事と、口の中でビールが泡だらけになる事が判明 苦笑)

20091020_11.jpg

下山後、駐車場から御嶽山を見上げるとやはり頂上付近は雲。
やはりだぶだぶジーパンの判断は正しかった。(笑)

帰宅途中、こもれびの湯という温泉があったので立ち寄り。
鉄泉になっていて、湯船はまっ茶っ茶。
20091020_12.jpg

鉄分が多く、入ってしばらくすると体全身が鉄棒した時の手のにおい臭に。ガーン
温泉に入って温泉をすべて洗い流して出る、という温泉効能台無しの入り方。(笑)
こういう温泉もたまには良い。

そして帰路。御嶽山周辺の山々はもみじ01紅葉もみじ02がピークで、素晴らしかった。
敦賀に着いたのは19時過ぎ。

素人集団の思い付き登山で、予期せず冬山を登るというすごい体験をしましたが、私自身はその全てが非常に楽しく、最高の思い出になりました。付き合った皆は大変だったでしょうが、私はすでに来春の計画を考案中です。付き合ってくれるかな?(笑)

ジャージ姿が去り際に「装備揃えておくわ」と言っていたのが印象的です。(笑)  


2009年10月20日

御嶽山は真冬

御嶽山の頂上付近は真冬のようでビックリ。(笑)

写真はまだまだ入口だった・・・(苦笑)

昨日は天気が良かったようですが。
いや、今日も下界は良かったんですが、2300mからは駄目。ずーっと雲の中。

天気予報の晴れ時々曇りって、高い山には全然通じないことを今回の登山で知りました。(苦笑)

でも楽しかったー!
  


2009年10月19日

御嶽山へ

あと6時間後に御嶽山へ行ってきます。

会社の後輩達と5人で挑みます。
素人集団で、いきなり3000m級。
体力的に無謀かもしれませんが・・・途中棄権ありで行って来ます。

あるヤツは「登山靴ってサッカースパイクでも良いんですか?」とか、あるヤツは「リュック(ザック)なんて無いですよ。」とか、「ジーパンで?」とかとかとか・・・。

ある意味、数時間後の彼らの姿が楽しみ。
ま、無理せずに楽しみに行って来ます。

そして昨日、ちょうどタイミングを合わせたかのようにオーダーしていた登山靴が届きました。
まだまっさらのピカピカです。

ゴローという靴屋さんのダックライトと言うモデル。
結局なんだかんだと細かいオーダーになってしまい、足形に合わせてもらうのはもちろん、くるぶしのパットを片方だけ抜いてもらったりと自分仕様に仕上がっているようです。

ま、シックリくるかどうかは履いてみないと分かりませんけど。
20091019_1.jpg

行って来ます。