2019年07月30日
剱岳 早月尾根one dayピストンも・・・
夏、休日、天気良さげ → 北アルプスでしょ。
泊まりで行く予定はないので、前日に日帰りで行ける場所を選定。
西鎌尾根行きたいんだけど、日帰りしちゃうには勿体ないなーと思い、白山はいつでも・・・
久しぶりに早月尾根行きますか!
前回行ったの、もう何年前?
(うわっ!もう9年前やざ! → 過去の記録)
その時よりどれくらい成長してるかも分かるしな。
・・・退化してるって事は・・・無いやろ
ちょっと寝坊してしまい、02時半に出発。
番場島の駐車場には06:30到着。
途中、眠くて眠くて・・・SAで40分寝ちゃった

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泊まりで行く予定はないので、前日に日帰りで行ける場所を選定。
西鎌尾根行きたいんだけど、日帰りしちゃうには勿体ないなーと思い、白山はいつでも・・・
久しぶりに早月尾根行きますか!
前回行ったの、もう何年前?
(うわっ!もう9年前やざ! → 過去の記録)
その時よりどれくらい成長してるかも分かるしな。
・・・退化してるって事は・・・無いやろ

ちょっと寝坊してしまい、02時半に出発。
番場島の駐車場には06:30到着。
途中、眠くて眠くて・・・SAで40分寝ちゃった

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2010年10月02日
剱岳 早月尾根から日帰り
日帰りで剱岳に行ってきた。
今年、北アルプスデビューでジャンダルムへ。
自分なりに挑戦した山行だったけど、何かもうひとつ挑戦したいなーと思ってた。
でも普通に行けるルートでジャンダルム以外に達成感がある場所って・・・なかなか無い。
で、思い立ったのが剱岳。
剱はやっぱり特別って人が多いみたい。
北アルプス南部では穂高や槍。
でも北部ではやっぱり剱岳。3000m超の立山を差し置いて。
やはり「試練と憧れ」の剱岳。
それにジャンダルムが楽しすぎた。
なんだろ、あの岩登りの感覚が良い。
個人的に好みなんだな、きっと。
剱岳は「岩と雪の殿堂」って言われてるくらいだから、またそれが楽しめるってのが大きかった。
10月1日(金)
01:15 自宅出発
04:40 馬場島駐車場到着。
04:55 馬場島から登山スタート。
ヘッデン付けて暗闇を歩く。しょっぱなから登山道を見失う
周りも暗いし、木々に囲まれているのでただひたすら歩く。
30分程度で3人ほど追い抜く。一人は70才くらいのおじいちゃんだ。すげぇ
今の時点でここを歩いてるって事は間違いなく日帰りだからね。きっと。
自分は間違いなくそんなじいちゃんにはなれない。
2時間ほど歩いたところで、初めて上から下りて来た女性2人組に出会う。
挨拶しちょっと雑談。「5時(出発で)で、めっちゃ早いですねー!」と言われる。
「いやーもうバテバテです」と返し別れたものの、そこで初めて良いペースで歩いてることに気が付く。そう言えば早月尾根のコースタイムって全然知らないなぁ・・・
07:20 早月小屋着。(2200m付近)
なんか雰囲気が怖くて立ち寄れなかった・・・。
でもバッジ欲しいから帰りに寄ろー、と思ったものの、帰りも怖くて結局スルー
早月小屋のテントと剱岳。
紅葉
が始まってます。

この辺りからようやく眺望
が利く。早月尾根からずっと見える赤谷山(2600m)。

そして奥大日岳(2606m)←たぶんね。

八ツ峰越しに見える後立。空が綺麗だねー。

睡眠時間が少なかった割には体調も良く、ここまで良いペースで来たものの2500m程でやや太ももに疲労感が・・・お気に入り行動食のスニッカーズ
を食べしばし休憩を挟む。
早月尾根は最初は低山と同じような登山道。歩きにくく眺望無し。
それが1500mを越えると次第に赤谷山などが見え始め、早月小屋の2200mを越えると登山道も土から砂岩に変化。そして更に高度を上げ2700m程からは岩山になる。
自分は岩山が大好きなので太ももの疲労感はあるものの、2700m程から始まる岩山が目前に現れたときに無意識に「ニヤッ」とした。
そしてそれに気付いた自分。
自分自身で「キモッ!
」と思った・・・
どっかこの辺からカニのハサミという難所になるようで。
ここで8人ほどの団体さん渋滞にはまる。ハーネス・ヘルメットの完全装備だ。

人が歩いてます。けっこうギリギリな場所を歩いてるんだなー。

団体さんが道をあけてくれました。
リーダーの方は全員を見て、更に状況確認せなあかんし大変だなー。

09:13 剱岳山頂到着。
頂上には7人くらいの人達。意外と少ない。
殆どが別山尾根から来てる人達だろうな。
頂上は天気にも恵まれ最高の景色。
山頂から立山方面を見る。剣山荘、剱澤小屋が見える。めっちゃ近いやん。
別山と立山が見え、その後ろにはおー!笠ヶ岳見えるやーん!
槍も何とかその穂先が確認できる。そうかぁ、あっちからでも剱岳が見えてたんやなー!

そこからちょっと右に視線をずらすとこんなところに道路?
あー、あれが立山有料道路かー!めっちゃ上まで来てるやん。ズルいやん
で、なんか硫黄くさいし、どこやろ?って思ってたら湯気上がってるやん。
あの白いところ温泉?地図見たらみくりが池温泉だと。めっちゃイイやーん!

そこから視線を左に戻すと景色はバッチリで、後立山が素晴らしかった。
右から鹿島槍ヶ岳(2889m)に五竜岳(2814m)。その間が八峰キレットか。

五竜岳から唐松岳(2696m)で・・・あのギザギザ格好イイやん?
おー!あれが不帰ノ嶮かー!あかん、行きたくなって来た。。。

そして鑓ヶ岳(2903m)に杓子岳(2812m)、白馬岳(2932m)旭岳(2867m)。

今年の北アルプスは打ち止めだけど、来年の夏は後立山を大縦走するのもイイかも

09:35 下山開始。
頂上にいたのは20分ほどだけど、十分堪能した。
これで山頂には着いたけど、早月尾根からはこれぞ剱岳っていう姿が見られない。
また別山尾根や後立山方面から見てみたいな。
個人的に帰りは出来るだけ早く帰りたい人。
下山というより自宅に早く帰りたいんだなー
だから帰りはぶっ飛ばす
。
でも登山しに来たんだから絶対走らない。トレランじゃないし。
ちょっとしたポリシーだ。
あっという間にカニのハサミを過ぎ、早月小屋まで下りる。
早月小屋でバッジを買う予定が、またしても怪しい雰囲気に入れず・・・バッジ逃す
そして1500m程まで下りてきた時、気が付いたら地面に倒れてた。
無意識にトレッキングポールに体重を預けた瞬間、ポールが滑ったみたい。
今までこれ以上は無いというくらいに派手に転んだ
幸い左肘に打撲による激痛が走った程度で無事。
これが2500m以上だったら命は無かったよ
気を付けよう
12:15 馬場島到着。
かなり飛ばしたので後半は膝が相当キツかったが、なんとか耐えれた。
さすがに北アルプス三大急登だけの事はある。
笠新道の下りもキツかったけど、2200m以上の標高差がしんどい。
もう若くない。来年からはもっと楽しんで下ろう
結局、登りに4時間18分、下りに2時間40分。
TOTAL 6時間58分。(頂上の休憩22分は含まず)
あの剱岳を7時間ほどで行って帰って来たんだから上等やー。
登山歴1年未満でジャンダルム、そして剱岳を7時間の日帰り。
(その間に笠ヶ岳へ長男坊との精神修行の旅もあり
)
個人的に満足出来る結果になった、かな?
なにせ、自分自身に自信が付いた夏になったなー。それが一番大きい。
北アルプスは少し自分を強くしてくれたよ。
北アルプスとなにより行かせてくれたいくみんに感謝。
さて来年は・・・どうすっかな?
今年、北アルプスデビューでジャンダルムへ。
自分なりに挑戦した山行だったけど、何かもうひとつ挑戦したいなーと思ってた。
でも普通に行けるルートでジャンダルム以外に達成感がある場所って・・・なかなか無い。
で、思い立ったのが剱岳。
剱はやっぱり特別って人が多いみたい。
北アルプス南部では穂高や槍。
でも北部ではやっぱり剱岳。3000m超の立山を差し置いて。
やはり「試練と憧れ」の剱岳。
それにジャンダルムが楽しすぎた。
なんだろ、あの岩登りの感覚が良い。
個人的に好みなんだな、きっと。
剱岳は「岩と雪の殿堂」って言われてるくらいだから、またそれが楽しめるってのが大きかった。
10月1日(金)
01:15 自宅出発
04:40 馬場島駐車場到着。
04:55 馬場島から登山スタート。
ヘッデン付けて暗闇を歩く。しょっぱなから登山道を見失う

周りも暗いし、木々に囲まれているのでただひたすら歩く。
30分程度で3人ほど追い抜く。一人は70才くらいのおじいちゃんだ。すげぇ

今の時点でここを歩いてるって事は間違いなく日帰りだからね。きっと。
自分は間違いなくそんなじいちゃんにはなれない。
2時間ほど歩いたところで、初めて上から下りて来た女性2人組に出会う。
挨拶しちょっと雑談。「5時(出発で)で、めっちゃ早いですねー!」と言われる。
「いやーもうバテバテです」と返し別れたものの、そこで初めて良いペースで歩いてることに気が付く。そう言えば早月尾根のコースタイムって全然知らないなぁ・・・

07:20 早月小屋着。(2200m付近)
なんか雰囲気が怖くて立ち寄れなかった・・・。
でもバッジ欲しいから帰りに寄ろー、と思ったものの、帰りも怖くて結局スルー

早月小屋のテントと剱岳。



この辺りからようやく眺望


そして奥大日岳(2606m)←たぶんね。

八ツ峰越しに見える後立。空が綺麗だねー。

睡眠時間が少なかった割には体調も良く、ここまで良いペースで来たものの2500m程でやや太ももに疲労感が・・・お気に入り行動食のスニッカーズ

早月尾根は最初は低山と同じような登山道。歩きにくく眺望無し。
それが1500mを越えると次第に赤谷山などが見え始め、早月小屋の2200mを越えると登山道も土から砂岩に変化。そして更に高度を上げ2700m程からは岩山になる。
自分は岩山が大好きなので太ももの疲労感はあるものの、2700m程から始まる岩山が目前に現れたときに無意識に「ニヤッ」とした。
そしてそれに気付いた自分。
自分自身で「キモッ!


どっかこの辺からカニのハサミという難所になるようで。
ここで8人ほどの団体さん渋滞にはまる。ハーネス・ヘルメットの完全装備だ。

人が歩いてます。けっこうギリギリな場所を歩いてるんだなー。

団体さんが道をあけてくれました。
リーダーの方は全員を見て、更に状況確認せなあかんし大変だなー。

09:13 剱岳山頂到着。
頂上には7人くらいの人達。意外と少ない。
殆どが別山尾根から来てる人達だろうな。
頂上は天気にも恵まれ最高の景色。
山頂から立山方面を見る。剣山荘、剱澤小屋が見える。めっちゃ近いやん。
別山と立山が見え、その後ろにはおー!笠ヶ岳見えるやーん!
槍も何とかその穂先が確認できる。そうかぁ、あっちからでも剱岳が見えてたんやなー!

そこからちょっと右に視線をずらすとこんなところに道路?
あー、あれが立山有料道路かー!めっちゃ上まで来てるやん。ズルいやん

で、なんか硫黄くさいし、どこやろ?って思ってたら湯気上がってるやん。
あの白いところ温泉?地図見たらみくりが池温泉だと。めっちゃイイやーん!


そこから視線を左に戻すと景色はバッチリで、後立山が素晴らしかった。
右から鹿島槍ヶ岳(2889m)に五竜岳(2814m)。その間が八峰キレットか。

五竜岳から唐松岳(2696m)で・・・あのギザギザ格好イイやん?
おー!あれが不帰ノ嶮かー!あかん、行きたくなって来た。。。

そして鑓ヶ岳(2903m)に杓子岳(2812m)、白馬岳(2932m)旭岳(2867m)。

今年の北アルプスは打ち止めだけど、来年の夏は後立山を大縦走するのもイイかも


09:35 下山開始。
頂上にいたのは20分ほどだけど、十分堪能した。
これで山頂には着いたけど、早月尾根からはこれぞ剱岳っていう姿が見られない。
また別山尾根や後立山方面から見てみたいな。
個人的に帰りは出来るだけ早く帰りたい人。
下山というより自宅に早く帰りたいんだなー

だから帰りはぶっ飛ばす

でも登山しに来たんだから絶対走らない。トレランじゃないし。
ちょっとしたポリシーだ。
あっという間にカニのハサミを過ぎ、早月小屋まで下りる。
早月小屋でバッジを買う予定が、またしても怪しい雰囲気に入れず・・・バッジ逃す

そして1500m程まで下りてきた時、気が付いたら地面に倒れてた。
無意識にトレッキングポールに体重を預けた瞬間、ポールが滑ったみたい。
今までこれ以上は無いというくらいに派手に転んだ

幸い左肘に打撲による激痛が走った程度で無事。
これが2500m以上だったら命は無かったよ

気を付けよう

12:15 馬場島到着。
かなり飛ばしたので後半は膝が相当キツかったが、なんとか耐えれた。
さすがに北アルプス三大急登だけの事はある。
笠新道の下りもキツかったけど、2200m以上の標高差がしんどい。
もう若くない。来年からはもっと楽しんで下ろう

結局、登りに4時間18分、下りに2時間40分。
TOTAL 6時間58分。(頂上の休憩22分は含まず)
あの剱岳を7時間ほどで行って帰って来たんだから上等やー。
登山歴1年未満でジャンダルム、そして剱岳を7時間の日帰り。
(その間に笠ヶ岳へ長男坊との精神修行の旅もあり

個人的に満足出来る結果になった、かな?
なにせ、自分自身に自信が付いた夏になったなー。それが一番大きい。
北アルプスは少し自分を強くしてくれたよ。
北アルプスとなにより行かせてくれたいくみんに感謝。
さて来年は・・・どうすっかな?
