2013年09月29日
北アルプス 黒部吾郎岳
北アルプスへ
2泊3日の予定をし、目標は水晶岳、出来れば赤牛までと出発。
登り口は飛越トンネルから飛越新道を通って、北ノ俣岳へ。
そこから黒部五郎岳を目差すのが初日。
出来れば三俣蓮華まで行けたら最高だ。
■9月19日
仕事が終わってバタバタと準備。
軽トラに乗って出発!
忘れ物多数。。。
膝サポーターを忘れたのは精神上良くない。。。
5時間程かけて01時過ぎに飛越トンネル着。
中秋の名月でずいぶん明るかった。
軽トラの中に寝転んで仮眠。
すでに標高1450m。寒くて何度も起きた。。。
寒さに負けて、ザックの中からダウンを取り出し羽織る。
たった一枚のダウンだけどめっちゃ暖かかった。風がなければダウンて凄いんだな。
■9月20日
04:10 出発!
結構明るいが、ヘッデン点けてGO!
この辺はツキノワグマの生息地なので熊鈴鳴らしながら歩く。
1時間も過ぎたら薄っすら明るく。
飛越新道、足場がぬかるんでいて歩きにくい。
天気良くてこれだと、雨降った日は最悪だろうな。
そして見えて来たアルプス的風景。

長男坊と登った笠ヶ岳を岐阜県側から見るとこんなんなんだな。
奥には乗鞍・御嶽山も。

今回は膝を痛めないように(膝サポーターも忘れたし)ゆっくり登り、ほぼコースタイム通り6時間程で北ノ俣岳に到着。
去年の6月に来た場所。

休憩タイムをとってたらこの時点で既に11時過ぎで、このままコースタイム通りに進むと黒部五郎小舎に着くのは15時過ぎだなぁ。。。と思ってたら気持ちが萎えてきた。
とりあえず黒部五郎岳に歩みを進めるが、ずっと素晴らしい風景が広がり、もう十分満足した感があり。。。
目の前には中央左に黒部五郎岳。

進行方向左側には剱岳・立山。

なんと白馬三山まで見えました。

振り返れば北ノ俣岳からの稜線。今歩いてきた道。

そして黒部五郎に到着。
黒部五郎直下から見上げると心が折れそうになる急登。
常念小屋から見上げる常念岳に通じるもんがあります。
ま、時間的にも常念岳の方がキツイですが。

眼下には黒部のカール。
今から小舎へと続く道が見えます。

そして風景は360度凄いことになってます。
天気がいいことは良いことです。
ずらっと並べますが、薬師岳・赤牛岳・水晶岳・鷲羽岳・三俣蓮華・双六・槍~奥穂の稜線・ジャン・・・全部見ます。あと笠ヶ岳・乗鞍・御嶽。
これだけ見ちゃったんで、もう十分って気が出てきて、この時点ですでに帰る気持ちが強くなってました。







今回の山行での目標は沢山の人に話しかけること。
他にも色々話しかけて面白い話も聞けたけど、不思議な縁だったのは黒部五郎の肩で話しかけた2人組の女性の一人が黒部五郎小舎テント場で隣だったこと。こんな偶然もあるんだねぇ。
結局この女性とは山の話はもちろん、カメラの事やくだらない話までして楽しかった。
すでにテントで3泊してて、次の日話してたらすでに食料もガスも尽きてるとのこと。
パワフルだねぇー。下りたくないんだって。大したもんです。
黒部五郎岳から2時間ほど歩いて黒部五郎小舎に到着。
予定通りというか、コースタイム通りというか、15時半に到着。
こんなに遅い到着は初めてかも。。。

テンテを広げて急いで晩飯の準備。
出発前に家からパクって来たサバ缶でスパゲティー。
茹でてぶっかけるだけ。
刻みのりも持って行ったのにかけるの忘れてた…
味は…ふつう…




夜は星が満点も、中秋の名月の翌日だからか月明かりで勿体無い。
朝4時過ぎに起きてテントを開けたら目の前にお月様。
寒かったけど、なかなかいい雰囲気でした。
明るいけど、太陽じゃなくお月様です。

■9月21日
帰ると決めたのでテントを撤収し始めると、それを見た隣のテン泊女性がそれを察して「えーっ!帰るんですかー!勿体なーい、ありえなーい!」と言いながら見送ってくれた。
彼女は食料も無く、明日が最終日なのでゆるゆると鏡平まで行き、そこで一泊し新穂へ帰るそうだ。
天候は若干雲はあるが、昨日が良過ぎただけで、これでもいつもなら最高レベルだ。
写真はほぼ同じなので殆ど撮ってない。
黒部五郎小舎テント場からは笠ヶ岳が見えます。

7時前に出発。
今度は黒部カールを登らなくてはいけません。

どうも自分は同じ道を通るのが嫌いな奴らしく、どうも気持ちが入りません。
今日帰る原因の一つは、行っても同じ道で帰るのが分かってるから…というのがあるのは事実。
今後の山行ではなるべく行きとは違う道で帰るルートを探さないとな。と思いつつも、いいルートが無いので今回のルートになった訳なんですが、いい方法を思いついた帰り道。
そうだ、カブがあるじゃないか。(謎)
帰り道振り返れば黒部五郎小舎。

黒部五郎岳をカール方面から見上げると山頂に人が小さく見えました。

結局7時間ほど歩いて飛越トンネル入口に到着。
…疲れた。
天気が最高だった今回の山行。
ただ予定通りじゃなく、2泊が1泊に。
そして分かったことは沢山あった。
自分のスタイルではピストンだと気持ちが入らないこと。
カブがあるのが活かせるかもしれない事に気付いたこと。
ザック23キロは重い事。。。
日頃のトレーニングは膝に効果があること。
あと今回、実験的に水だけ持参した。
いつもはスポーツ飲料やアミノバイタルを持っていくのだが、一度水だけで行ってみよう。
意外と水だけで行けるんじゃねーの?と。
結論、やめた方がいい。
汗をたくさんかいたら、いつも攣らない足が攣りそうになった。
登山では特にスポーツ飲料の効果は大きいと思う。
水だけ、お茶だけはやめませう。。。
最後に、今回はこのお菓子が個人的ヒット。
グミが大好きではあるが、これはハマった。うまし!

次回はじいちゃんのカブを活用する登山するぞ!
2泊3日の予定をし、目標は水晶岳、出来れば赤牛までと出発。
登り口は飛越トンネルから飛越新道を通って、北ノ俣岳へ。
そこから黒部五郎岳を目差すのが初日。
出来れば三俣蓮華まで行けたら最高だ。
■9月19日
仕事が終わってバタバタと準備。
軽トラに乗って出発!
忘れ物多数。。。
膝サポーターを忘れたのは精神上良くない。。。
5時間程かけて01時過ぎに飛越トンネル着。
中秋の名月でずいぶん明るかった。
軽トラの中に寝転んで仮眠。
すでに標高1450m。寒くて何度も起きた。。。
寒さに負けて、ザックの中からダウンを取り出し羽織る。
たった一枚のダウンだけどめっちゃ暖かかった。風がなければダウンて凄いんだな。
■9月20日
04:10 出発!
結構明るいが、ヘッデン点けてGO!
この辺はツキノワグマの生息地なので熊鈴鳴らしながら歩く。
1時間も過ぎたら薄っすら明るく。
飛越新道、足場がぬかるんでいて歩きにくい。
天気良くてこれだと、雨降った日は最悪だろうな。
そして見えて来たアルプス的風景。

長男坊と登った笠ヶ岳を岐阜県側から見るとこんなんなんだな。
奥には乗鞍・御嶽山も。

今回は膝を痛めないように(膝サポーターも忘れたし)ゆっくり登り、ほぼコースタイム通り6時間程で北ノ俣岳に到着。
去年の6月に来た場所。

休憩タイムをとってたらこの時点で既に11時過ぎで、このままコースタイム通りに進むと黒部五郎小舎に着くのは15時過ぎだなぁ。。。と思ってたら気持ちが萎えてきた。
とりあえず黒部五郎岳に歩みを進めるが、ずっと素晴らしい風景が広がり、もう十分満足した感があり。。。
目の前には中央左に黒部五郎岳。
進行方向左側には剱岳・立山。
なんと白馬三山まで見えました。
振り返れば北ノ俣岳からの稜線。今歩いてきた道。
そして黒部五郎に到着。
黒部五郎直下から見上げると心が折れそうになる急登。
常念小屋から見上げる常念岳に通じるもんがあります。
ま、時間的にも常念岳の方がキツイですが。
眼下には黒部のカール。
今から小舎へと続く道が見えます。
そして風景は360度凄いことになってます。
天気がいいことは良いことです。
ずらっと並べますが、薬師岳・赤牛岳・水晶岳・鷲羽岳・三俣蓮華・双六・槍~奥穂の稜線・ジャン・・・全部見ます。あと笠ヶ岳・乗鞍・御嶽。
これだけ見ちゃったんで、もう十分って気が出てきて、この時点ですでに帰る気持ちが強くなってました。
今回の山行での目標は沢山の人に話しかけること。
他にも色々話しかけて面白い話も聞けたけど、不思議な縁だったのは黒部五郎の肩で話しかけた2人組の女性の一人が黒部五郎小舎テント場で隣だったこと。こんな偶然もあるんだねぇ。
結局この女性とは山の話はもちろん、カメラの事やくだらない話までして楽しかった。
すでにテントで3泊してて、次の日話してたらすでに食料もガスも尽きてるとのこと。
パワフルだねぇー。下りたくないんだって。大したもんです。
黒部五郎岳から2時間ほど歩いて黒部五郎小舎に到着。
予定通りというか、コースタイム通りというか、15時半に到着。
こんなに遅い到着は初めてかも。。。
テンテを広げて急いで晩飯の準備。
出発前に家からパクって来たサバ缶でスパゲティー。
茹でてぶっかけるだけ。
刻みのりも持って行ったのにかけるの忘れてた…
味は…ふつう…
夜は星が満点も、中秋の名月の翌日だからか月明かりで勿体無い。
朝4時過ぎに起きてテントを開けたら目の前にお月様。
寒かったけど、なかなかいい雰囲気でした。
明るいけど、太陽じゃなくお月様です。
■9月21日
帰ると決めたのでテントを撤収し始めると、それを見た隣のテン泊女性がそれを察して「えーっ!帰るんですかー!勿体なーい、ありえなーい!」と言いながら見送ってくれた。
彼女は食料も無く、明日が最終日なのでゆるゆると鏡平まで行き、そこで一泊し新穂へ帰るそうだ。
天候は若干雲はあるが、昨日が良過ぎただけで、これでもいつもなら最高レベルだ。
写真はほぼ同じなので殆ど撮ってない。
黒部五郎小舎テント場からは笠ヶ岳が見えます。
7時前に出発。
今度は黒部カールを登らなくてはいけません。
どうも自分は同じ道を通るのが嫌いな奴らしく、どうも気持ちが入りません。
今日帰る原因の一つは、行っても同じ道で帰るのが分かってるから…というのがあるのは事実。
今後の山行ではなるべく行きとは違う道で帰るルートを探さないとな。と思いつつも、いいルートが無いので今回のルートになった訳なんですが、いい方法を思いついた帰り道。
そうだ、カブがあるじゃないか。(謎)
帰り道振り返れば黒部五郎小舎。
黒部五郎岳をカール方面から見上げると山頂に人が小さく見えました。
結局7時間ほど歩いて飛越トンネル入口に到着。
…疲れた。
天気が最高だった今回の山行。
ただ予定通りじゃなく、2泊が1泊に。
そして分かったことは沢山あった。
自分のスタイルではピストンだと気持ちが入らないこと。
カブがあるのが活かせるかもしれない事に気付いたこと。
ザック23キロは重い事。。。
日頃のトレーニングは膝に効果があること。
あと今回、実験的に水だけ持参した。
いつもはスポーツ飲料やアミノバイタルを持っていくのだが、一度水だけで行ってみよう。
意外と水だけで行けるんじゃねーの?と。
結論、やめた方がいい。
汗をたくさんかいたら、いつも攣らない足が攣りそうになった。
登山では特にスポーツ飲料の効果は大きいと思う。
水だけ、お茶だけはやめませう。。。
最後に、今回はこのお菓子が個人的ヒット。
グミが大好きではあるが、これはハマった。うまし!
次回はじいちゃんのカブを活用する登山するぞ!
2013年09月19日
北アルプスへ
富山ICを降りR41を南下中。
ようやく今年始めての北アルプスに行ってきます。

バタバタと準備して出発したため、運転中に「あれ忘れた・・・ああ、あれも忘れた・・・」と凹んでたらいくみんから「膝サポーター置いてありますが・・・」とメール。。。
去年の薬師岳撤退が頭によぎる・・・
かなりロングトレイルを選択してるんだが大丈夫だろうか。。。
この1年間、膝に負荷をかけたトレーニングはしてきたので、効果があればいいのだけど。
でも一番良いのはゆっくり登ること。
でも自分にはそれが一番難しかったりする。
あと2時間弱で現地につきます。
2〜3時間仮眠して出発です。
ようやく今年始めての北アルプスに行ってきます。

バタバタと準備して出発したため、運転中に「あれ忘れた・・・ああ、あれも忘れた・・・」と凹んでたらいくみんから「膝サポーター置いてありますが・・・」とメール。。。
去年の薬師岳撤退が頭によぎる・・・
かなりロングトレイルを選択してるんだが大丈夫だろうか。。。
この1年間、膝に負荷をかけたトレーニングはしてきたので、効果があればいいのだけど。
でも一番良いのはゆっくり登ること。
でも自分にはそれが一番難しかったりする。
あと2時間弱で現地につきます。
2〜3時間仮眠して出発です。
2012年07月10日
薬師岳からの撤退ルート
あら、そういえば薬師岳からの撤退ルートを記録に残すの忘れてた。
せっかくGPSでログをとってたのに。
自分で歩いたルートを立体的に見れるって超楽しい。
子供達と見てたら「あれー?薬師岳行ってないやん!」ってすぐバレちゃったが
まぁ、北ノ俣岳には行ってるということで。。。

ただバッテリー切れにはご注意を、やね。
せっかくGPSでログをとってたのに。
自分で歩いたルートを立体的に見れるって超楽しい。
子供達と見てたら「あれー?薬師岳行ってないやん!」ってすぐバレちゃったが

まぁ、北ノ俣岳には行ってるということで。。。

ただバッテリー切れにはご注意を、やね。
2012年06月29日
薬師岳からの撤退 その3
その2はこちら
夕方までの時間が長い。
6月ってめっちゃ日が長いんだなーと実感する。
少しづつ日が陰って来たのが19時過ぎ。
痛い膝を引きずって少し高台まで移動する。

30分くらい立ってたけど、寒かったな。 続きを読む
夕方までの時間が長い。
6月ってめっちゃ日が長いんだなーと実感する。
少しづつ日が陰って来たのが19時過ぎ。
痛い膝を引きずって少し高台まで移動する。

30分くらい立ってたけど、寒かったな。 続きを読む
2012年06月20日
薬師岳からの撤退 その1
この梅雨の中、北アルプスに向かうのだから多少の雨は想定内。
ただ予備日を一日とっていたので、梅雨前線の動きを確認し出発を一日遅らせた。
うん、数年前に比べたらスキルが上がってる。えらい。
夜中の3時に出発。
一緒に起きてくれたいくみんの「めっちゃ雨降ってるよ。」の言葉に送られ、車で走ること4時間。
薬師岳の登山口、折立の駐車場に到着。
富山に入ってからも降っていた雨は直前であがった。 続きを読む
ただ予備日を一日とっていたので、梅雨前線の動きを確認し出発を一日遅らせた。
うん、数年前に比べたらスキルが上がってる。えらい。
夜中の3時に出発。
一緒に起きてくれたいくみんの「めっちゃ雨降ってるよ。」の言葉に送られ、車で走ること4時間。
薬師岳の登山口、折立の駐車場に到着。
富山に入ってからも降っていた雨は直前であがった。 続きを読む
2012年06月18日
2012年06月16日
今年一発目 薬師岳
今年初めての北アルプスへ出撃。
梅雨前線移動待ちで一日予定を遅らせての出発。
天気悪くないといいけど。。。
最初ということもあり、いつでもいけるかな?と思っていた薬師岳をチョイス。
一応テント泊予定だけど、小屋に急遽変更するかも
気を付けて行って来ます。
梅雨前線移動待ちで一日予定を遅らせての出発。
天気悪くないといいけど。。。
最初ということもあり、いつでもいけるかな?と思っていた薬師岳をチョイス。
一応テント泊予定だけど、小屋に急遽変更するかも

気を付けて行って来ます。
