2010年07月29日
登山 ジャンダルム その9
目の前にはジャンダルム

3日目のルートマップ

■7月19日(最終日 ジャンダルム~西穂高岳)
ルートを間違えた事に気が付かないまま、ロバの耳で景色を楽しんだ後、ジャンダルムに向かって一旦下降する。
さっきジャンダルムに取り付いていたカップルの姿はもう見えない。
ジャンダルムは西穂高岳側からグルッと回り込んで登るので、もう反対側に行ってしまったのだろう。
結果的に、今回の山行で一番嫌だった場所がこのジャンダルムのトラバース地点。
写真ではジャンダルムを左側から巻くように奥に行くポイント。
そして反対側(西穂側)からジャンダルム頂上に登る。

危険箇所では基本的に3点確保で歩くが、自分の意識としては1点が外れたとしても、すぐに次の1点が確保出来るポイントを探しながら歩く。だからこの奥穂高~西穂高間も危険箇所は多いが正直怖いと思った箇所は少なかった。でもここだけは嫌やったなー。
足の踏み場は靴が置けるスペースくらいで、下は信州側へ落下の絶壁。
ほぼ直立の状態で、岩壁に張り付くようにしてトラバース。
手のホールドだけが頼みの綱だけど、外れても次の一点を確保する場所が無い。岩も脆い。
要は外れないだろうという、運任せの動きをするのが嫌やった。
この区間(奥穂~西穂)にはそういうポイントが何箇所かあるので、そこだけは要注意。
そのポイントを注意しながら西穂側に回り込み、そこから頂上を目指す。そして・・・
05:00 穂高岳山荘を出発して2時間弱でジャンダルム頂上到達!

先行していたカップルも少し前に着いたようで、ストーブで湯沸し中。
どうもここでモーニング
と洒落込むらしい
ついに来たジャンダルム。
9ヶ月前から目標にしてた場所。
目標を達成できた自分をちょっと褒めた
もちろん景色も良い。
しばらく風景を楽しむ。
ジャンダルムから槍ヶ岳方面。さっきまで居た穂高岳山荘とその裏山になるのが涸沢岳。

白山。近いうちにここには登りたいなぁ。

今回の山行で飽きるほど見た笠ヶ岳。どっしりとしていて良い形してる。

すでに日の出の時間は過ぎているが、ジャンダルムにはまだ日が当たってない。
この季節はちょうど奥穂高岳に太陽が隠れる時期になる様子。
今、自分達が通って来たルートを見るとロバの耳から降りてくる登山者2人。
その奥には馬の背を下りた3人の姿が見える。

すぐにここも混雑しそうだ。
ちょうどその頃、奥穂高岳から太陽が顔を出し始めた。おぉー。
ジャンダルムの頂上にいる4人だけの、奥穂高岳からの日の出。
「ダイヤモンド奥穂や~!」とはしゃぐ、ま~やん。
カップル(夫)に撮ってもらった記念写真
本当にダイヤモンド奥穂やー

05:12 さぁ、ここもすぐに後続が来て混雑しそうな気配。出発の時間。
目標のジャンダルムには来た。(でも大変なのはここからや・・・)と気が引き締まる。
奥穂~西穂間は一度入ってしまうと7時間程は出られない。水場も無い。
(天狗沢から抜けるコースがあるものの、雪渓があって装備が必要)
最初からジャンダルムから先が本当の核心部と思っていただけに安堵感はまったく無かった。
こっからが自分の力が本当に通じるのかが分かる場所。
ここからはま~やんとも別れ、自分のペースで歩く。
さぁー・・・行くぞ!
ジャンダルムを下りた場所から今から歩く西穂高岳方面を見る。
写真中央、尖がってる場所が西穂高岳か?左奥は焼岳。
写真で見ると近いように見えるけどね・・・。

05:20 コブ尾根ノ頭からガレ場を下ったポイントからコブ尾根方面を振り返る。
頂上付近にホントに小さくま~やんの姿が見える。

05:40 天狗のコル前の岩場から天狗沢を眺める。
足滑らせたらどこまで落ちて行くんだろーか

最小で50cm位の幅を進む。
こっち(右)に落ちたら岐阜県へ、こっち(左)に落ちたら長野県へ・・・って。

05:40頃、調子よく進んでいたら、今日初めての対向者。
・・・あら?早いなぁ?って思った。
この時間やで?
たぶん自分がこのルートを歩いてる先頭だと思うが、同じくらいの時間(03時過ぎ)に西穂高方面から出発しないとここでは遭遇しないはずで、なんかおかしいと思ったんだよなぁ。
だってその対向者、70歳位の夫婦よ?おじいちゃんとおばあちゃん。
変だなぁ・・・って思いつつ、挨拶して「西穂からですか?」って聞いたら「いやぁ・・・」とおじいちゃんがばつの悪そうな返事。やっぱり何かあったなぁって思ってると「ビバークしたんです・・・」と。
(ビバーク:トラブルに遭って予期せぬ野宿をすること)
その2人は今からジャンダルム方面に向かうので「気を付けてくださいね」と言って分かれるも、おばあちゃんは膝を庇いながら岩を登ってく。
その後姿を見ながら(大丈夫かなぁ・・・)と心配になり・・・。
奥穂~西穂の中間地点。この状態だと行くも地獄、帰るも地獄・・・。

たぶん西穂側から進んだものの、おばあちゃんの膝が悪くてビバークを決意したんだろうなぁ。
西穂~奥穂間は難関ルートという認識がはたしてあったんだろうか?
あの年齢(70歳位)ってそんなに体力あるのか?いや、無理やろぉ。
受けた印象ではおじいちゃんの意見が絶対という感じで、おばあちゃんはおじいちゃんに付いて来ただけなんだろうなぁ・・・とか考えてたらなんだか無性に腹が立ってきた。
自分の愛する嫁さんをこんな場所に連れてくんなよ!
って歩きながら考えてたなぁ。
考えてたら・・・(あ、以前、俺これ同じこと言ったし、考えた事あるなぁ)と。
デジャビュってやつね。
昔(前世で)もこんな経験してたんかなぁ・・・。
05:54 天狗のコル到着。(天狗沢への分岐地点)
岩で囲まれた避難小屋跡があった。なんか廃墟みたいで嫌な感じ・・・。
さっきのおじいちゃん達、ここでビバークしたんかなぁ?
06:12 天狗ノ頭到着。

結局、この日は朝方の風がそのまま吹き続けてるような状況で、西からの風。
飛騨側に居るとかなりの風に感じられるが、信州側に行くと不思議な事に無風という感じ。
気を緩めると信州側から飛騨側に出た瞬間に風がドンッ!と来るので、バランスを崩さないように気を付けながら進んだ。
06:27 今から間ノ岳に取り付く。ここを登るのかー
この辺りになると(次はどんな場所なのかな?)とワクワク感すらある感じ。
好きな人には楽しいけど、駄目な人はずっと緊張を強いられる場所なんだろうな、ここ(奥穂~西穂)は。奥穂~西穂間って一度入ったら7時間出てこれない大人のアスレッチックって感じ。自分はすごい楽しかったな。

06:36 間ノ岳頂上到達。この辺になると西穂高岳の頂上に立ってる人の姿が確認できる。
07:14 西穂高岳頂上到達。

ここからはもう通常の登山道。一気に登山者が増える。西穂の頂上も10人くらいで賑わってた。
西穂高岳山頂から間ノ岳方面を振り返る。もうどこを歩いてきたのかよー分からん

07:41 ピラミッドピーク到着。

更に登山者が増える・・・。
この辺りからはもう早く帰ろぉ・・・って気になってくる。
登山者どころか、観光者って格好の人まで居る。
65Lのザックを背負ってる自分は明らかに場違い・・・
更にこの先にある独標を見たら・・・

狭いところに人だらけー。タバコ吸った登山ガイドさんが20人くらい引き連れてた・・・。
07:50 西穂高岳 独標到着。人が多すぎる・・・。休むスペースもなし。

そのまま素通りして西穂山荘を目指す。
08:15 西穂山荘到着。

03:15に穂高岳山荘を出発して、ジャスト5時間で西穂山荘に到着。
山荘を見た瞬間(終わったなー)って思った。
でも意外とそっからが長かった
ここに来てまでルート間違いをおかし、上高地の方へ下山。
おかしいと思いつつ引き返すもやっぱこっちやろ?と同じ道をまた辿る・・・。
結局また引き返して山荘のお姉ちゃんに道を聞いて軌道修正。疲れるわぁ
そっからは新穂高のロープウェイで下り、新穂高温泉無料駐車場に。
ロープウェイでも観光客に囲まれ、でかいザック&汗まみれの自分の間には微妙なスペース
知るか、ぼけぇ~
10時前には温泉入って帰路へ。
14時過ぎに自宅着。これにて完全終了。
無事に帰ってこれて良かった。
■奥穂高岳~西穂高岳間の私感。
入ったら7時間出てこれない大人限定の自然アスレチック。楽しめる人には楽しい
一番必要なのは体力。体力さえあれば誰にでも行ける気がする。
(遭難事故の傾向からも50歳を越えた人は近寄らない方が身の為だと思われる)
体力不足、疲労でバランスを崩すのが一番怖い。テン泊者は要注意。滑落は即「死」。
なので行ける人には簡単に行けるが、行けない人には絶対行けないルートでは。
岩山に慣れており、全身を使う登山をしてもバランスが崩れない人なら楽勝かな。
ただ悪天候時は難易度が天地だと思われるような場所多し。悪天候時は無理しない事。
今回は登山を始めて1年以内にジャンダルムにテン泊で行く!という目標の元に、自分がどの程度出来るのか?を試しに行った自身確認の山行だった。なんか自信になるものが欲しかったのかな?
とにかく帰って来た時の充実感は凄かった。
久しぶりに自分が誇らしかった。
仕事なんて、ちっぽけな事で悩んでるなーって感じた。
行って良かった。チャレンジして良かった。
何にも無い自分に少し自信が持てた。
間違いなく人生で忘れられない出来事の一つになった。
この無謀な挑戦に関わった全ての人に感謝。
この山行で知り合った、山というものを教えてくれた(名前も知らないけど)黄フリース氏や青メガネ氏、一番仲良くなったま~やんは自分の山の経験で忘れられない人になりました。ありがとう。
そして危険を承知で行かせてくれたいくみん、どうもありがとう。
3日目のルートマップ
■7月19日(最終日 ジャンダルム~西穂高岳)
ルートを間違えた事に気が付かないまま、ロバの耳で景色を楽しんだ後、ジャンダルムに向かって一旦下降する。
さっきジャンダルムに取り付いていたカップルの姿はもう見えない。
ジャンダルムは西穂高岳側からグルッと回り込んで登るので、もう反対側に行ってしまったのだろう。
結果的に、今回の山行で一番嫌だった場所がこのジャンダルムのトラバース地点。
写真ではジャンダルムを左側から巻くように奥に行くポイント。
そして反対側(西穂側)からジャンダルム頂上に登る。
危険箇所では基本的に3点確保で歩くが、自分の意識としては1点が外れたとしても、すぐに次の1点が確保出来るポイントを探しながら歩く。だからこの奥穂高~西穂高間も危険箇所は多いが正直怖いと思った箇所は少なかった。でもここだけは嫌やったなー。
足の踏み場は靴が置けるスペースくらいで、下は信州側へ落下の絶壁。
ほぼ直立の状態で、岩壁に張り付くようにしてトラバース。
手のホールドだけが頼みの綱だけど、外れても次の一点を確保する場所が無い。岩も脆い。
要は外れないだろうという、運任せの動きをするのが嫌やった。
この区間(奥穂~西穂)にはそういうポイントが何箇所かあるので、そこだけは要注意。
そのポイントを注意しながら西穂側に回り込み、そこから頂上を目指す。そして・・・
05:00 穂高岳山荘を出発して2時間弱でジャンダルム頂上到達!
先行していたカップルも少し前に着いたようで、ストーブで湯沸し中。
どうもここでモーニング


ついに来たジャンダルム。
9ヶ月前から目標にしてた場所。
目標を達成できた自分をちょっと褒めた

もちろん景色も良い。
しばらく風景を楽しむ。
ジャンダルムから槍ヶ岳方面。さっきまで居た穂高岳山荘とその裏山になるのが涸沢岳。
白山。近いうちにここには登りたいなぁ。
今回の山行で飽きるほど見た笠ヶ岳。どっしりとしていて良い形してる。
すでに日の出の時間は過ぎているが、ジャンダルムにはまだ日が当たってない。
この季節はちょうど奥穂高岳に太陽が隠れる時期になる様子。
今、自分達が通って来たルートを見るとロバの耳から降りてくる登山者2人。
その奥には馬の背を下りた3人の姿が見える。
すぐにここも混雑しそうだ。
ちょうどその頃、奥穂高岳から太陽が顔を出し始めた。おぉー。
ジャンダルムの頂上にいる4人だけの、奥穂高岳からの日の出。
「ダイヤモンド奥穂や~!」とはしゃぐ、ま~やん。
カップル(夫)に撮ってもらった記念写真

本当にダイヤモンド奥穂やー

05:12 さぁ、ここもすぐに後続が来て混雑しそうな気配。出発の時間。
目標のジャンダルムには来た。(でも大変なのはここからや・・・)と気が引き締まる。
奥穂~西穂間は一度入ってしまうと7時間程は出られない。水場も無い。
(天狗沢から抜けるコースがあるものの、雪渓があって装備が必要)
最初からジャンダルムから先が本当の核心部と思っていただけに安堵感はまったく無かった。
こっからが自分の力が本当に通じるのかが分かる場所。
ここからはま~やんとも別れ、自分のペースで歩く。
さぁー・・・行くぞ!
ジャンダルムを下りた場所から今から歩く西穂高岳方面を見る。
写真中央、尖がってる場所が西穂高岳か?左奥は焼岳。
写真で見ると近いように見えるけどね・・・。
05:20 コブ尾根ノ頭からガレ場を下ったポイントからコブ尾根方面を振り返る。
頂上付近にホントに小さくま~やんの姿が見える。
05:40 天狗のコル前の岩場から天狗沢を眺める。
足滑らせたらどこまで落ちて行くんだろーか

最小で50cm位の幅を進む。
こっち(右)に落ちたら岐阜県へ、こっち(左)に落ちたら長野県へ・・・って。
05:40頃、調子よく進んでいたら、今日初めての対向者。
・・・あら?早いなぁ?って思った。
この時間やで?
たぶん自分がこのルートを歩いてる先頭だと思うが、同じくらいの時間(03時過ぎ)に西穂高方面から出発しないとここでは遭遇しないはずで、なんかおかしいと思ったんだよなぁ。
だってその対向者、70歳位の夫婦よ?おじいちゃんとおばあちゃん。
変だなぁ・・・って思いつつ、挨拶して「西穂からですか?」って聞いたら「いやぁ・・・」とおじいちゃんがばつの悪そうな返事。やっぱり何かあったなぁって思ってると「ビバークしたんです・・・」と。
(ビバーク:トラブルに遭って予期せぬ野宿をすること)
その2人は今からジャンダルム方面に向かうので「気を付けてくださいね」と言って分かれるも、おばあちゃんは膝を庇いながら岩を登ってく。
その後姿を見ながら(大丈夫かなぁ・・・)と心配になり・・・。
奥穂~西穂の中間地点。この状態だと行くも地獄、帰るも地獄・・・。
たぶん西穂側から進んだものの、おばあちゃんの膝が悪くてビバークを決意したんだろうなぁ。
西穂~奥穂間は難関ルートという認識がはたしてあったんだろうか?
あの年齢(70歳位)ってそんなに体力あるのか?いや、無理やろぉ。
受けた印象ではおじいちゃんの意見が絶対という感じで、おばあちゃんはおじいちゃんに付いて来ただけなんだろうなぁ・・・とか考えてたらなんだか無性に腹が立ってきた。
自分の愛する嫁さんをこんな場所に連れてくんなよ!

考えてたら・・・(あ、以前、俺これ同じこと言ったし、考えた事あるなぁ)と。
デジャビュってやつね。
昔(前世で)もこんな経験してたんかなぁ・・・。
05:54 天狗のコル到着。(天狗沢への分岐地点)
岩で囲まれた避難小屋跡があった。なんか廃墟みたいで嫌な感じ・・・。
さっきのおじいちゃん達、ここでビバークしたんかなぁ?
06:12 天狗ノ頭到着。
結局、この日は朝方の風がそのまま吹き続けてるような状況で、西からの風。
飛騨側に居るとかなりの風に感じられるが、信州側に行くと不思議な事に無風という感じ。
気を緩めると信州側から飛騨側に出た瞬間に風がドンッ!と来るので、バランスを崩さないように気を付けながら進んだ。
06:27 今から間ノ岳に取り付く。ここを登るのかー

この辺りになると(次はどんな場所なのかな?)とワクワク感すらある感じ。
好きな人には楽しいけど、駄目な人はずっと緊張を強いられる場所なんだろうな、ここ(奥穂~西穂)は。奥穂~西穂間って一度入ったら7時間出てこれない大人のアスレッチックって感じ。自分はすごい楽しかったな。
06:36 間ノ岳頂上到達。この辺になると西穂高岳の頂上に立ってる人の姿が確認できる。
07:14 西穂高岳頂上到達。
ここからはもう通常の登山道。一気に登山者が増える。西穂の頂上も10人くらいで賑わってた。
西穂高岳山頂から間ノ岳方面を振り返る。もうどこを歩いてきたのかよー分からん

07:41 ピラミッドピーク到着。
更に登山者が増える・・・。
この辺りからはもう早く帰ろぉ・・・って気になってくる。
登山者どころか、観光者って格好の人まで居る。
65Lのザックを背負ってる自分は明らかに場違い・・・

更にこの先にある独標を見たら・・・
狭いところに人だらけー。タバコ吸った登山ガイドさんが20人くらい引き連れてた・・・。
07:50 西穂高岳 独標到着。人が多すぎる・・・。休むスペースもなし。
そのまま素通りして西穂山荘を目指す。
08:15 西穂山荘到着。
03:15に穂高岳山荘を出発して、ジャスト5時間で西穂山荘に到着。
山荘を見た瞬間(終わったなー)って思った。
でも意外とそっからが長かった

ここに来てまでルート間違いをおかし、上高地の方へ下山。
おかしいと思いつつ引き返すもやっぱこっちやろ?と同じ道をまた辿る・・・。
結局また引き返して山荘のお姉ちゃんに道を聞いて軌道修正。疲れるわぁ

そっからは新穂高のロープウェイで下り、新穂高温泉無料駐車場に。
ロープウェイでも観光客に囲まれ、でかいザック&汗まみれの自分の間には微妙なスペース

知るか、ぼけぇ~

10時前には温泉入って帰路へ。
14時過ぎに自宅着。これにて完全終了。
無事に帰ってこれて良かった。
■奥穂高岳~西穂高岳間の私感。
入ったら7時間出てこれない大人限定の自然アスレチック。楽しめる人には楽しい

一番必要なのは体力。体力さえあれば誰にでも行ける気がする。
(遭難事故の傾向からも50歳を越えた人は近寄らない方が身の為だと思われる)
体力不足、疲労でバランスを崩すのが一番怖い。テン泊者は要注意。滑落は即「死」。
なので行ける人には簡単に行けるが、行けない人には絶対行けないルートでは。
岩山に慣れており、全身を使う登山をしてもバランスが崩れない人なら楽勝かな。
ただ悪天候時は難易度が天地だと思われるような場所多し。悪天候時は無理しない事。
今回は登山を始めて1年以内にジャンダルムにテン泊で行く!という目標の元に、自分がどの程度出来るのか?を試しに行った自身確認の山行だった。なんか自信になるものが欲しかったのかな?
とにかく帰って来た時の充実感は凄かった。
久しぶりに自分が誇らしかった。
仕事なんて、ちっぽけな事で悩んでるなーって感じた。
行って良かった。チャレンジして良かった。
何にも無い自分に少し自信が持てた。
間違いなく人生で忘れられない出来事の一つになった。
この無謀な挑戦に関わった全ての人に感謝。
この山行で知り合った、山というものを教えてくれた(名前も知らないけど)黄フリース氏や青メガネ氏、一番仲良くなったま~やんは自分の山の経験で忘れられない人になりました。ありがとう。
そして危険を承知で行かせてくれたいくみん、どうもありがとう。
2010年07月19日
2010年07月17日
2010年07月16日
登山 アルプスを攻める
初めてのアルプスに行きます。
去年から考えていた事で、登山初めて1年以内のこのタイミングで決行。
今じゃないと意味が無いんだ。

今日の夜、あと1時間後には出発し、明日の朝からアタック。
単独です。
へこたれたり、危険を感じたらすぐ撤退予定
とにかく安全に・・・。
去年から考えていた事で、登山初めて1年以内のこのタイミングで決行。
今じゃないと意味が無いんだ。
今日の夜、あと1時間後には出発し、明日の朝からアタック。
単独です。
へこたれたり、危険を感じたらすぐ撤退予定

とにかく安全に・・・。