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プロフィール
たかぼー
たかぼー
管理人:たかぼー
生年月日:1976.10.9
家族構成:妻(いくみん)
       長男坊(いぶ)
       次男坊(ゆう)
       長女(きずみん)
       三男坊(いーちゃん)
趣味:登山、DIY、アウトドア
2008年
山の麓にログハウスを建てる
2009年
本格的にアウトドアを始める
2010年
登山歴9ヶ月目でジャンダルム
2011年
夫婦で奥穂高岳へテント泊
2012年
じいちゃんのカブ再生
2014年
暴風雨の中 北鎌尾根単独
2015年
北ア最奧 赤牛岳日帰りピストン
2019年
上州武尊山スカイビュートレイル140k完走
2020年
フルマラソンPB2時間53分


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2010年09月02日

親子で北アルプスへ その3

■8月24日(火)
夕方から準備を始める。
長男坊と2人の北アルプス登山。メインは笠ヶ岳。
前回行った槍穂稜線からの笠ヶ岳は最高で、いつか行ってみたいと思った山のひとつ。
いや、メインは長男坊の夏休みの宿題である自由研究だったな・・・テヘッ

2人分の準備をしていたら、準備完了は21時過ぎ。
長男坊のザックは何故か13キロに・・・。重さには何も触れずに担がせよう、と決めたテヘッ
30分だけ仮眠させてもらい、22時に長男坊を叩き起こして出発!
・・・と思ったら長男坊が泣いてる・・・タラ~
なんで?意味分からん。

いくみんが言うには「無事に帰ってこれるか心配みたい」と言うことだが、なんで???
自分の小さい頃ならテンション上がり過ぎて「調子に乗ってると怪我するぞ!」って父親に怒られてるな、きっと。なんで最初からそんなにネガティブやねん。
何にも知らんもんビビってもしゃーないやろ。
・・・と心の中で父親は思うが、長男坊の対応はいくみんに任せる。

慎重で積極性にはやや欠ける長男坊。
彼には何でもいいからもっと自信が欲しい。

22時半、出発。
泣いていくみんと別れた長男坊は車内でもダンマリ・・・。お~い・・・。
そしてそのまま新穂高の駐車場まで熟睡。
日が替わった02時過ぎに新穂高の無料駐車場に到着。
1時間ほどの仮眠を取り、長男坊をまた叩き起こす。

■8月25日(水)
04:50 無料駐車場出発。長男坊も寝てスッキリしたのか、行くしかないと心を決めた様子。
登山届けを出して、まだ登山道とは呼べない車道を2時間弱歩く。
06:30 わさび平小屋到着。長男坊には初めての山小屋。
「トマト浮いてるー。一個200円やってー」
親子で北アルプスへ その3


10分ほどの休憩の後、また歩き出す。
長男坊は「今日はザックが軽く感じるー」と上機嫌。
小学3年生が体重の半分近くある13キロ担いでるんだから軽い訳ないんだけど、これまでは車道のような道だったので、まだ調子が良い様子。
そして歩き始めて2時間ほどして、ようやく登山道と呼べる道に突入。
「さぁー、今からが登山やぞー」と言ってしまった私。
「・・・えぇー!まだ登山してなかったん!?」と意気消沈の長男坊。
で、程なく肩が痛くなってきた、荷物が重い、と訴え出した彼。
弱っ!
ホント、子供なんて気分次第。

まー、さすがに13キロあるんでいつまで持つかな?とは思ってたので、ここで長男坊のザックから5キロほど自分のザックに移動。これで自分のザックは20キロを軽くオーバー。
今回は2人分の食料が結構重量物になってるのと、一眼カメラカメラを持参したのがキツイ汗
ただ今回は長男坊の歩きのスピードに合わせれば良いので体力・筋力的には問題なし。

随分軽くなったザックを担いで再び歩き始める長男坊。
それでも次第に足場が悪くなり、更に高度を上げ始める登山道に「足が痛い」「首が痛い」とネガティブワードが次第に多くなる。天気も良すぎる位に暑い。
こっちも何とか上手く歩かせようと優しく言ってみたり、面白い話を振ってみたり、あれやこれやの手段で長男坊を励まして歩く。

長男坊が結構まいって来たタイミングで、秩父沢を渡る休憩ポイントにナイスタイミングで到着。
冷たそうな沢の水が流れており、よーし顔でも洗うかー!と考えてたら、隣の長男坊がいきなり沢に直接頭をドボン!!・・・えっ!?

これにはビックリー。
相当暑かったのか、頭が悪くなったのか・・・ニコニコ
でも見てたらこれが超気持ち良さそう・・・アップ
何してんねん、と言いながら結局、その後親子揃って沢に頭を突っ込む。
しばらくじっと動かない2人・・・。
他の休憩者達が「何してんだ?」って顔で見てた。。。
大人だけならなかなか出来ない事だなニコニコ

秩父沢でリフレッシュしたのもわずか、歩き出してまたすぐに長男坊は「足痛い」「肩痛い」「首痛い」「暑い」のネガティブキャンペーンムカッ
挙句には「頭痛い」の仮病まで・・・。
いや、一応親なんで仮病かどうかの判断は出来ます。
高い山に登ると頭が痛くなる、という話を先に彼は聞いてるので、それを材料に持ち出す長男坊に私のイライラも・・・怒

でも山ですし、イライラをぶつけたところでフォローしてくれるいくみんも居ませんし・・・。
グッと我慢して、長男坊の気持ちを何とか前向きにさせようとあの手この手で私も奮闘。
ここまではまだ想定の範囲内。我慢我慢。

でもね、一度後ろ向きになった子供の気持ちってなかなか前向きにはならんのですよ。
相変わらずのネガティブキャンペーンを開催してる長男坊。
言葉だけじゃなく足あしあとが止まりだします。

このままじゃヤバイな。

時間は当然コースタイムより遅い。
当初、出来れば三俣山荘まで足を伸ばしたかったけど、それはとうの昔に無理と判断。
今は目的地を双六小屋に切替えていたのだけど、この時点で止まられたらそこすらも怪しい。
でもこの先一番近い小屋である鏡平山荘にはテン場無し。
テン場がある一番近い場所が双六。そこまで何とか行かないと・・・。

体力的には大して辛くもないのに肩で息をして(辛いんだ僕)と演技する長男坊に辟易しつつ、我慢だ我慢だ・・・と頑張る父親。登山してるはずなのになんでこんなに精神的に疲れるんだ・・・。

いよいよ足を動かそうとしない長男坊に、

「自分で目標決めて歩け。その目標まで行ったら休憩すればいい。目標は近くていいから。」
「あの石まで歩く。そこで休憩や。そしたら次の石探そう。そこまで行ったらまた休憩や。」


5m程先の石を目標に少しずつ進む。
歩いた時間くらい休憩を挟むのでなかなか進まないけど、確実に前に。

最初はやらされ感があった長男坊も、次第に自分の意思で目標を決め歩き出した。
この時は(よっしゃ来たー!)と思った。彼の気持ちが前向きに方向を変えた手応え。

最終的には「50m登ったら教えて。そこで5分休憩ね。100m登ったら10分ね。小屋に着いたら30分やで。」と私の腕時計の標高表示を目標に変えていった。ちょっと目標が遠過ぎやしないかえ?と思ったが、自分で決める事は良いことだ。私も素直にそれに従い、標高をコールしながら歩いた。

前向きになった彼は次第に元気を取り戻し、休憩時間も早めに切り上げ「ここ3分しか使わんから、次の100mじゃ12分休憩ね。貯金するわ。」と遊び感覚へ。ハナから体力的には問題ない長男坊。子供なんて気持ち次第。分かっちゃいるんだけどね・・・。

11:00 結局貯金を大量にストックしたまま鏡平山荘に到着。
有名な池では雲が掛かっており槍の姿はほとんど見えず。残念。
親子で北アルプスへ その3
予定通り大休憩をここでとる。彼の気持ちが折れないように親は必死テヘッ
下界なら98円で売ってるポカリを400円で買い、自分はビールビールまだ道半ばなんだけどね。
親子で北アルプスへ その3
長男坊と地図を広げてこの先の行程を確認。
うーん、ここから200~300mほどのキツイ登りやな・・・。
長男坊的には距離が短いように地図上では見えるのでテンションは下がらず。
このままのテンションで騙し騙し行かなしゃーないな。

と思ってたら隣で休憩していたおじさん達が大きな声で「ここからキツイぞー。400m程キツイ登り登らんとあかん」と仲間内で話してるのが長男坊に丸聞こえパンチ
「ここからキツイんやって・・・」とトーンダウンして行くのが分かる長男坊ダウン
余計なこと言うなやーガーン

30分以上の休憩後、弓折乗越を歩き出す。
随分頭上に稜線が見えて来た。先は・・・長く、そして高い。

正直、ここはあかんやろなぁ・・・って思ってた。
さっきからの歩きを見てる限り、気持ちはいつ途切れてもおかしくないし、この高さを見せられたら・・・。ここから先は(親として)キツイぞ・・・って。


でも彼は強かった。
何が彼をそうさせたのかは分からないけど、休憩もさほど取る事なく、ネガティブワードも出さず、ただひたすら上を向いて進んで行った。さっきまであれほどギャーギャーギャーギャー言ってた奴が。
「無理せんと休めよ」って言っても無言で歩く。
この日一番の驚きやった。

結構疲れてるはずなのに、このポイントではこの日初めてコースタイムを下回り、12時半に稜線へ到着。
到着した後、良くやったなって頭をグイグイ撫でた。(叩いた?)
一番キツイと思ったポイントでのこの頑張りは有難かった。偉かった。

稜線で休んでると、槍がポッコリ顔を出した。右下にはさっきまで居た鏡平山荘。
親子で北アルプスへ その3


この地点でも標高は2500mを越えてるのに、槍ヶ岳はまだまだ遥か上に見える。不思議だ。
この前あそこに登ったんだわ」って言うと長男坊は凄いな・・・って顔してた。
決して言葉に出して父を褒めようとはしない奴だけど、態度で分かる。
自分がここまで歩いてきたから、その辛さ、凄さが実感できるんだろうな。
これだけでもここまで登った甲斐があるってもんじゃないか。

稜線上に出て自分でも充実感があるのか、ザックを降ろして休もうとしない。
地図を見て「あと1時間10分だって」と伝えてくれる。
親子で北アルプスへ その3


・・・が、こいつもやるときゃやるなーって感心したのもここまで。
ここからまたネガティブキャンペーンに突入しますダウン

ま、子供なんてこんなもんでしょ。
自分の中では稜線に出るのが目的地だったのに、まだ同じくらいの時間歩かないといけない。
さっきは頭上に稜線が見えて、目的地が近づいてくるのが分かったけど、今度は目標が見付けられない。
そんな事から気持ちが折れたんでしょうな。
私もここまで来れば後は惰性で何とかなるって思ってしまっただけに、彼の気持ちを前向きにしてやる配慮を欠いてしまった。ネガティブワードが出ても「そんな事言っててもしゃーねーべ、歩かな」と、つれない返答。
またイライラモード怒がぶり返すムカッ

でも少し歩いたら目の前にバーンとこれまでとはまったく違う色彩の山。
長男坊もそれには「わぁーお!」と驚いてた。
「鷲羽やー!」「わしば?」
実は笠ヶ岳も目的だったけど、私はこの山が見たかった。
このタイミングで見られるとは思ってなかったのでビックリした。
きれいな山だなー!

そしてまた歩いたら長男坊「なんか見えたでー!」とテンションアップ
双六小屋発見!今日の最終目的地。
親子で北アルプスへ その3


でも、小屋が見えてからが長いね、このコースニコニコ
小屋は見えてるのにぜんぜん着かない!怒と長男坊が怒る。
知らんがな、そんな事言われたって。

13:50 そんな彼をなだめなだめ双六小屋到着。
受付をしてテント設営。なんか天気が怪しい。すばやく設営。
そしてゆったりビールビール鷲羽を見ながらサイコーだねぇチョキ
頑張った長男坊には、家では絶対飲ませてもらえない炭酸飲料ファンタグレープ。
ジュース棚を見つめ、何か目で訴えかけてきたので「いくみんに内緒にしといたるわ」と言ったら嬉しそうな事。ここでバレたなニコニコ

そして疲れが出たのかグッタリ。
親子で北アルプスへ その3
簡単に食事をしてテント内で休憩。
私も寝不足からか鼻水が出始め、風邪薬を飲んで少し寝る。

19時頃から1時間ほど叩きつけるような雨襲来。
それでもテントには何の被害もなく、長男坊はそのまま眠りに。
よくこんな轟音の中寝れるわ・・・。

そして厳しい父は夜中3時にまた叩き起こす。
さ、双六岳に登るぞテヘッ

その4に続く




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この記事へのコメント
お兄ちゃん、とても優しそうな感じに見えます。
心配で泣いてしまう所とか家のお兄ちゃんにもありますよぉ。
なぜそこで~と思いますよね。イライラしちゃいます!
家はそういう時パパにお願いしてます(笑)
子供は浮き沈みが激しいので苦労しますよね。
どれもこれもとてもいい思い出になったのでは…
Posted by kaori at 2010年09月02日 14:21
いいっすな~~~。
親子の心の動きがリ
アルです。

私もこんな景色見たかったな~~~~~。

これも、それも日頃の行いだと思って反省します。

来年は行くぞ~~~~。また、この景色に会いに!!
Posted by janice at 2010年09月03日 18:28
■kaoriさん
優しいんですけどね、悪い箇所ばかり書いちゃいます。
悪い箇所しか見えなくなってくるのが親としての未熟さかもしれません。
もっといい部分を見てあげないと・・・といつも思ってはいるんですが。(苦笑)

嫁さんも私も似たような性格なので、同じようなタイミングで怒られ、親同士がうまくフォロー出来なくて、いつも苦しんでる長男坊です。

■janiceさん
いつもこんな風景が見れると良いんですけどね。
私の今年のアルプス山行は恵まれてます。
日頃の行いよりは猛暑のおかげかな?(笑)

また来年行かれるんですか?双六。テント担いで。
レポを楽しみにしていますね。(笑)
Posted by たかぼーたかぼー at 2010年09月06日 16:13
 
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