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プロフィール
たかぼー
たかぼー
管理人:たかぼー
生年月日:1976.10.9
家族構成:妻(いくみん)
       長男坊(いぶ)
       次男坊(ゆう)
       長女(きずみん)
       三男坊(いーちゃん)
趣味:登山、DIY、アウトドア
2008年
山の麓にログハウスを建てる
2009年
本格的にアウトドアを始める
2010年
登山歴9ヶ月目でジャンダルム
2011年
夫婦で奥穂高岳へテント泊
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2010年09月09日

親子で北アルプスへ その5

■8月27日(金)
さぁ、いよいよ最終日。長男坊との精神修行の旅も今日が最後だ!テヘッ
私は3時半から星空を眺めたり写真を撮ったりしていたので、そのまま4時半過ぎに長男坊を起こす。疲れがあるのかいつも寝起きが良い彼も何度か横になりまた起きるの繰り返しで、何とか目を覚まそうと努力してるZZZ…
起きてすぐは星空も見えたが、すぐに明るんできた。
大キレットから明かりが差し込む。すでに槍ヶ岳の裏から太陽が顔を出し始めてるんだろう。
辺りが明るくなり風景が見え始めると、長男坊も眠さも忘れてしばらく山々を眺める。
昼の暑さを忘れるほどの冷気で、ジッとしてると風が冷たい。
テン場のみんなも同じだ。
親子で北アルプスへ その5


長男坊が「なんか富士山みたいなのが見えるー」と言うが、テントの撤収準備に取り掛かっていた私はそちらを見ずに「富士山は見えんやろー。南アルプスに隠れる位置にあるんじゃないかなー」と作業を続け「ふーん」と残念そうな長男坊。
先日ボーイスカウトの日本ジャンボリーに参加し、富士山の麓で泊まって来たからだろう。

テントの撤収も済み、朝食。またカップヌードルだ汗
次回のテン泊ではこの辺りの改善が必要だなー。
意外と山の楽しみの大きな部分は「食」が占めてる、と今回痛切に感じた男の子エーン
(今回は危険な場所もなく、ペースも速くなくて体が楽だったからかな?)

でも長男坊と前に広がるアルプスを見ながら、コッヘルをそのまま持ってズルズルとラーメンをすすれる事に幸せを感じる自分がいる。こんな場所でフレンチ食ったって旨ないぞ。うん。(食うやつおらへんやろけど・・・)

と、何気なく山を見てたら・・・「あっ!富士山やんけ!」と思わず声が出たガーン
当然ながら長男坊に「だからさっき言ったんやってー」と突っ込まれる汗
そうか、笠ヶ岳からも見えるんだ、富士山電球
南アルプスにギリギリ隠れない位置にある。
(拡大はしないけど、ちょうど写真中央に富士山)
親子で北アルプスへ その5


昨日立てた予定では日の出に出発。
テントの撤収も予定通り済み、槍穂の稜線から日がいつ昇るのを今か今かと待つ。
でも出来れば少しでもこの時間を長く過ごしたい、という気持ちだ男の子ニコニコ

そして5時半頃とうとう顔を出した。さぁー出発だー!アップ
親子で北アルプスへ その5


今日は北アルプスでも屈指の急登と言われている笠新道を下りる。
さすがに小学3年生にはキツイだろうと、初日の登りにこの道をチョイスするのはやめ、今日の下りに利用する事にしていたが、果たして?

気分も晴れやかに出発し、良いペースで笠ヶ岳を後にする。
たまに振り返り、長男坊を待つ間にどんどん小さくなっていく笠ヶ岳を名残惜しむ。
ちょうど朝日に照らされて光り輝いてる。
親子で北アルプスへ その5


どんどん小さくなっていく笠ヶ岳。寂しいね。後ろには白山が見えた。
親子で北アルプスへ その5


この山行でもよく見えた焼岳、乗鞍岳、御嶽山だけど、この日のこの時間が一番だった。
親子で北アルプスへ その5


この景色ももう終わりだなぁ・・・と思いながら長男坊を見るとすでにバテ気味。

・・・なんで?

子供だからか、単に朝の運動に弱いのか?
昨日といい今日といい、スタート直後の動きが悪すぎる。
しきりに「早いー待ってー」を繰り返すが、大した速度じゃない。
(昨日と違い、この日は自分が先に歩いた)

06:25 それでもまずまずのタイムで抜戸岳直下の分岐に到着。ここから笠新道に入る。
ここで標高2800mを超えてるので、ここから新穂高温泉まで1700mほど下って行く。
もう登りはない。長男坊でもこっからはサクサク行けるだろう、と思ってた。

でもここから杓子平過ぎの約1時間が、多分彼のこの山行で一番キツかった場所になったんじゃないかと思う。とにかくこの1時間の泣き言は酷かった。最初は対応していた私もいつもの様に?途中からはもう嫌になり、イライラ怒。それでも先に進まないといけない。何とかゆっくりでも先に行こうとするが、その言葉には耳を貸さない。聞かない。動かない。
少しでも先に行くとギャーギャー喚く。
歩き出すと慣れない急な下りで石に躓き、さらに状況を悪化させる。
彼の思考はマイナスマイナスマイナス・・・の深みへ。


・・・もうお手上げです。
もうお父さんやめます。
大して入ってないけど、そんなに荷物が重いんなら全部持ってあげます。
そのかわり、今後一切あなたの話は聞きません。



笠新道を下り出して1時間。
ついに父親はキレ、彼のザックからすべての荷物を取り出す
さっきまで「荷物が重い」「肩が痛い」とギャーギャー言ってた奴も父の逆鱗に触れたことがわかり途端に「自分で持つ」「我慢する」と言うが、もう嫌です。あなたの話はもう聞きたくありません!怒
半ば強引にすべての荷物を出し自分のザックに詰め込む。
初日13キロだった彼のザックはとうとうザックの重さのみになった。

そこからは当然、一切会話無し。
ただひたすら下りるのみ。
先を行く長男坊を後ろから見ると、荷物は軽くなったが気持ちが・・・ダウンそりゃそうやろ。
これでガタガタ言ったら蹴飛ばすぞ・・・という後方からのプレッシャーを受け、彼はひたすら下る。

笠新道はキツイ。
下りでも4時間20分のコースタイム。
残りの3時間以上を無言で下る。

正直、どうせこれでもあかんやろと思ってた。
きっとどっかでまたガタガタ言ってフニャフニャになって、またキレて最後は親も子もグッタリして到着やろな・・・なんて最悪な終わり方や・・・って思いながら歩いてた。

いつ言うか?
いつ足が止まるか・・・。

笠新道はただひたすら同じような道をジグザグに下る。
何時間も。

ちょうど彼の前に身軽な格好をした20代のお兄ちゃんが歩いてた。
結構な速さで歩いてたんだけど、なんとなく彼はその人に付いて行く格好になった。
最初は身軽になったのと、父の後ろからの圧力でペースが上がってたんだろうと思う。
かなり早かったので、どうせ離されると思ってたのが10分過ぎても前にいる。
30分過ぎても前にいる。

あら?ひょっとしてこのお兄ちゃんを目標に決めたのかな?

でもさすがにあと3時間近くも無理やぞぉ・・・と父は後ろを付いて行きながら思った。
何より、このペースで歩かれたら荷物がさらに重くなった父の膝がヤバイですテヘッ

前を行くお兄ちゃんは小屋泊で、かなり身軽な格好。
しかも相当山を歩いてる雰囲気ありありです。

それでも、目標は見つけた彼はただひたすらに歩く。付いて行く。
一切喋らず、笠新道の同じような道をジグザグに下りて行く。

父がキレてから1時間。
前を行く長男坊の歩みは止まらない。
完全にお兄ちゃんをロックオン。

もうこれは最後まで行くなー・・・
やるやんけ。そんな根性あるんなら最初から歩けよ。
こっちの膝が厳しくなって来たわ・・・。


と思いながら父は必死に付いて行く。
うん、もう膝が相当きていて、なんとか長男坊に付いて行くって感じだったテヘッ

途中からは後ろで見ていてもいつお兄ちゃんを追い抜くのか?って程、ピッタリ付いてた。道を譲ってもらえないと抜けるような場所ではないので、結局最後までピッタリマークといった感じだったけど、兄ちゃんも嫌だったろうなぁ・・・2時間ほどずっと後ろに小学生が付いてくるんだからニコニコ
もうこの頃には父がキレていた事は完全に忘れ、ただひたすら自分の目標に向けて歩いてたんだろう。

09:08 左俣林道に到着。
笠新道下りのコースタイム4時間20分のところ2時間43分。早い!
最初の1時間のネガティブタイムが無かったら物凄いタイムだと思う。
子供の歩くタイムじゃないよな。

まだゴールじゃないけど、笠新道を下りきった時の喜びは半端なかった。
お前凄いやんけ!と心で思った。
(一応、キレてる父という設定がまだあるので、中途半端に喋れないテヘッ
前を歩いていたお兄ちゃんもさすがに休憩。見た感じ相当きつそう。
兄ちゃんありがとなーと思う反面、どう?これうちの子チョキって言いたいくらいや。

やっぱり目標を自分で定めた時、自分でやる!って決めた時の前向きさは凄いものがある。なかなか狙ってはこういう状況に持っていけないのが辛い所だけど、なにか手応えも感じた彼の頑張りだった。

数分の休憩の後、長男坊はもう行けそうな雰囲気だったので前を歩いてたお兄ちゃんより先に歩き出した。
目標が無くなった長男坊だけど、充実感があふれてる。目標が無くても歩くスピードが早い。今までとはぜんぜん違う。
おいおい、最後の最後でこれかよーと嘆きながら父は嬉しく頼もしく思ったのです。

09:57 新穂高温泉到着。
笠新道の歩きで気分を良くした親と子。
最後の歩きは軽く流しながら「川の水チョー綺麗やなーアップ「こっから飛び込みたい!」「ちっ、帰る所じゃなかったらバタフライで泳ぐんやけどな!」「・・・沈むで」とくだらない話をしながらゴール。
さっきまで一言も喋らなかった関係が嘘のよう。二人とも単純やーテヘッ
(一応、平泳ぎしか出来ない父とスクールでバタフライを格好良く泳げる子との会話です)

今回は新穂高の無料駐車場からそのまま深山荘の露天風呂へ直行。
入ってみたら自分達が歩いてきた道から丸見え。うっほー!
テンション上がる父アップと恥ずかしがる長男坊ダウンなんでやー!
腰に手を当てて「どーだ!」と胸を張る父に「あほや・・・」と暴言を吐く彼。
こうして3日間に及ぶ父と子の北アルプス登山は怪我も無く終了。


小学3年生。まだ9歳。
ちょっと求め過ぎてるんだろうか?
でも彼の最後の頑張りを見てると全然いけるで!とも思う。
私も父親として9歳。
まだまだ彼と一緒に成長だ。


ペッチャンコのザックと少し自信が付いたかな?の長男坊。
親子で北アルプスへ その5


また山行こうぜ!




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この記事へのコメント
こんちわ。
息子さんよくがんばりましたね!!
ついでにおとうさんも良くがんばりましたね!!!!!

あの坂を2時間43分とは恐れ入りました。参りました。想像しただけで膝がガクガク、ワナワナとなります。

しかし、今回も「親子山行き長編ストーリー」楽しく読ませて頂きました。
息子さんの成長が楽しみですね!!(すぐにお父さんは追い越されると思いますが、近い将来!!)

それと、幸運なのは天気が良かったことですね!!この景色が見られなかったら凹み間違いなしです。

成長記録また楽しみにしていますね。

リンクありがとうございます。
Posted by janice at 2010年09月10日 13:39
ありがとうございます。
ええ、彼は良く頑張りました。
父のいじめにも耐え抜いて・・・。(笑)

ついでに父も頑張りました。(笑)

いやいや、あの笠新道を登ったjaniceさんが凄いです。
一度下ってしまうと、あの登りの怖さがわかってしまい、腰が引けるなー。(苦笑)

リンク勝手にしました。すいません。
Posted by たかぼーたかぼー at 2010年09月11日 13:57
こんにちは。

レポ拝見させていただきました。

お子さんに対する、厳しくもやさしい?父親の気持ちが
よく現れてていて、良かったです。

笠ケ岳からも富士山は見れるんですね。
北アルプス北部の立山や薬師岳からも見えるそうです。
私も立山から見たことがあります。

次の親子山行はいつでしょうか?
Posted by はるなパパ at 2010年09月13日 20:18
■はるなパパさん
よくナチュブログで見るような、素敵なお父さんにはなれません。
いつも精神修行です。(笑)
子供は大変だと思います。厳しいだけですしね。(苦笑)
もう少し大人にならないと・・・。

親子山行は・・・あるのかなぁ・・・。
奴らが行くんなら行きますけど、出来ればしばらくは勘弁です。(笑)
Posted by たかぼーたかぼー at 2010年09月13日 21:27
 
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