2012年09月02日
2度目の夫婦で北アルプスへ その2
その1はこちら
■ガスの表銀座 8月15日
夜中、テントを叩く雨音もせず、何とか天気はもってるのか。
横になりながら朝になるのをゆっくり待っていると、隣のテントにしゃべりかける声。
隣のテントは群馬県の高校生、女の子2人。多分話してるのは引率の先生。
「霧が濃いのでカッパを来て行きます」
■ガスの表銀座 8月15日
夜中、テントを叩く雨音もせず、何とか天気はもってるのか。
横になりながら朝になるのをゆっくり待っていると、隣のテントにしゃべりかける声。
隣のテントは群馬県の高校生、女の子2人。多分話してるのは引率の先生。
「霧が濃いのでカッパを来て行きます」
沈んだ気持ちでその声を聞き、テントの隙間から外を覗くと、うーん、白い。。。
雨まではいかないけど、濃い霧の中。
今日の予定は大天井岳までなので、それほど急ぐ必要もなく日の出を燕岳で見て、それから朝ごはんをテントでゆっくり食べて出かける予定なんだけど。。。
4時過ぎにテントを出発。
期待を込めてカッパを着ずに出発するものの、予想以上に霧は濃く、霧雨の状態。
これはたまらん、とすぐに諦めてカッパ装備で再出動。
日の出時刻の05時過ぎには燕岳山頂に着けるはず。
・・・ま、この天気じゃ御来光は期待できないけれど。。。
燕山荘から燕岳は30分ほどの距離。
いくら遅くても05時にはつけました(笑)
山頂はガッスガスです。もちろんなんにも見えましぇーん

少しは期待して待ちましたが、日の出の時刻を過ぎても霧雨は止まず。
諦めて山頂を後にします。

が、下山を開始して数分。
なぜか目の前の視界がクリアになり始めました。
ここぞとばかりに写真を撮りましたが、雨上がりの景色は見事でしたー。







そして欲張りな写真。
燕山荘とコマクサとイルカさん。
撮ってて欲張りな写真だなーと。
こんだけ写すと狙いがボケるね。ピンボケじゃなくてね。

はい、イルカです。
見事。




結果からいうと、この日、まともな景色が見れたのはこの瞬間だけでした。
あとはずっと白い世界。
表銀座もずっとガスの中。霧雨。
ま、この瞬間だけでも見れて感謝せねば。
テントに帰ってから朝ごはんを食べてるとポツポツ雨が・・・
急いでテントを2人で撤収して出発の準備です。
さっきの景色から今日も好天!?ってのをこの時点ではまだ期待してたんで、カッパはつけずに出発したんですがね。
今日の予定は約3時間のコースタイム。
燕山荘から大天荘まで。
たった3時間の、ちょっとおかしな目的地ですが、その更に先を考えると常念小屋しかなく、以前ここにテント泊した時のイメージが悪かったので、あえて大天荘を選択。
これはいろんな意味でも大正解でした。
8時過ぎに出発したのかな?
みんな出発し、周りにテントは3張位しかなかったくらいだから。。。
ここから写真はほとんどなし。
霧雨の中をずっと歩いて3時間やったんでね。
大下りの頭。この稜線、景色楽しみにしてたんだけどなぁ・・・。


結局この日もカッパを着ずに大天荘まで。
いくら歩いてるとはいえ、3000m付近の風のある稜線。
体感温度はずいぶん低く、途中何度もカッパを着けようと提案するのですが、いくみん却下。
まだ大丈夫、と言いながらザックからカッパを取り出すのが面倒臭いだけなんですな。
誰かこの頑固者を何とかしてくれ、といつも思うのです。。。
いや、僕ぁーいいのですよ。自分の事はね。
頑張り過ぎるきらいのある、相方の体調を判断するのが難しいなぁ。
稜線の途中、喜作どんに会えました。
今回は行かないけど、槍ヶ岳への道は喜作新道っていうんだよと伝えてたんですが、昨年の重太郎新道のイメージが強かったらしく、きっと鬼みたいな人なんでしょ、と勝手に想像していた様子。
レリーフ見て「思ってよりかわいいやん」と喜作どんにまた失礼な・・・。

槍ヶ岳へ向かう喜作新道と常念岳へ向かう分岐点。
寒いんでしょうな。途中からはいくみんがピグモンに見えた。。。

ここからは大天荘へ向けての登り。
ただでさえ登りは苦手ないくみんが、風と雨からくる寒さでさらに足取り重く。
頑張れもう少し。
天候もあり、この辺りでテント泊はやめて小屋泊にする事を本格的に考え始めました。
そして11時半、大天井岳直下、大天荘へ到着。
たった3時間だけど、視界の聞かない寒い雨の中、小屋が見えるとホッとします。

そしていくみんとの相談の結果、北アルプスで初めての小屋泊決定!
素泊まり5600円なり。(大人1人)
テント泊の500円に比べるとえらい事ですが、強風だし、ドロドロ、びちょんびちょんになるのが分かってて、後始末の事まで考えるとテントを張るのは心が折れまスタ。。。
初めての小屋泊でそわそわ…。
まだ時間が早かった事もあり、お客さんはまだ数名。
乾燥室があるので使って良いとの事で、濡れたもの全部を乾燥室に放り込みます。
しかも水は無料との事。テント泊との差を感じる〜
そして楽しみにしてたランチ!小屋で初めてごはん食べるー。
インディアンランチセット(1200円)と豚汁セット(900円)。
3000m付近にある山小屋としては意外と良心的?
(この後に富士山に行ってるからそう思うのかも。。。)

このカレーとナンのセットがやばいくらいうまかったな…。腹減ってたのもあるだろうけど。
そしてここがあてがわれた場所。
ひどい時には3人で2つの布団を使うと聞くので、戦々恐々。。。はたして。。。

ごはんをゆっくり食べても13時。
山頂に向かおうにも外は雨。
やる事ないので山小屋気分を満喫しようと、ビールとつまみ片手に談話室へ。
ここでまた〜りと過ごすことに決定。
いくみんはどうも体調がすぐれないということで布団へ。
結局1人で2時間ほど本読んでたのかな?
ビールはコーヒーに変わり、ゆるーい時間が流れてたなぁ。

15時過ぎにいくみん復活。
天気を待っててもらちがあかないので、大天井岳に登りますか?ということに。
と言っても徒歩10分。
本当に10分で着くの?
誰の足で?
と半信半疑のいくみんでしたが、10分も掛からず着いたかも。
でも雨が一番強いタイミングを見計らって行った気がするくらい、雨が激しかった。

で、帰ってきてから今度はいくみんも交えて談話&読書タイム。
この頃にはお客さんもずいぶん増えて来て賑やかに。

素泊まりなので、晩御飯は自炊。
サッポロ一番塩ラーメン!
ここに来て!?って感じだけど、めっちゃうまい。

夕方になると、山荘の方が槍ヶ岳のDVDを流しだし、そこにいる全員が自然とそれを鑑賞。
これいくみん興味あるんか?と思ったんだが、結局1時間、最後まで見終えた。
その前に山の本を読んだせいもあるんだろう、見終えてからしばらくしてポツリと「来年は槍か剱に行きたいな」とビックリ発言。
いや、自分としては嬉しい限りですが、だ・大丈夫ですか!?(笑)
さて、来年が今から楽しみになりました。
布団に帰るとそこには登山客がたくさん。ザックもたくさん。
なんかええ感じやー。

たくさんいるけど、布団は一人一枚当たりそうで、ホッと一安心。
でも、こんな環境、爆睡間違いなしだなぁ・・・と心配しながらの就寝でした。
初めての小屋泊、大天荘でしたがスタッフの方の対応も心地よく、ごはんもうまいし、個人的には大正解でした。そして後日ハガキまで。是非またいつか行けたらいいなと思っています。

さ、翌日(最終日)は03時に出発予定です!
その3に続く
雨まではいかないけど、濃い霧の中。
今日の予定は大天井岳までなので、それほど急ぐ必要もなく日の出を燕岳で見て、それから朝ごはんをテントでゆっくり食べて出かける予定なんだけど。。。
4時過ぎにテントを出発。
期待を込めてカッパを着ずに出発するものの、予想以上に霧は濃く、霧雨の状態。
これはたまらん、とすぐに諦めてカッパ装備で再出動。
日の出時刻の05時過ぎには燕岳山頂に着けるはず。
・・・ま、この天気じゃ御来光は期待できないけれど。。。
燕山荘から燕岳は30分ほどの距離。
いくら遅くても05時にはつけました(笑)
山頂はガッスガスです。もちろんなんにも見えましぇーん


少しは期待して待ちましたが、日の出の時刻を過ぎても霧雨は止まず。
諦めて山頂を後にします。

が、下山を開始して数分。
なぜか目の前の視界がクリアになり始めました。
ここぞとばかりに写真を撮りましたが、雨上がりの景色は見事でしたー。







そして欲張りな写真。
燕山荘とコマクサとイルカさん。
撮ってて欲張りな写真だなーと。
こんだけ写すと狙いがボケるね。ピンボケじゃなくてね。

はい、イルカです。
見事。




結果からいうと、この日、まともな景色が見れたのはこの瞬間だけでした。
あとはずっと白い世界。
表銀座もずっとガスの中。霧雨。
ま、この瞬間だけでも見れて感謝せねば。
テントに帰ってから朝ごはんを食べてるとポツポツ雨が・・・
急いでテントを2人で撤収して出発の準備です。
さっきの景色から今日も好天!?ってのをこの時点ではまだ期待してたんで、カッパはつけずに出発したんですがね。
今日の予定は約3時間のコースタイム。
燕山荘から大天荘まで。
たった3時間の、ちょっとおかしな目的地ですが、その更に先を考えると常念小屋しかなく、以前ここにテント泊した時のイメージが悪かったので、あえて大天荘を選択。
これはいろんな意味でも大正解でした。
8時過ぎに出発したのかな?
みんな出発し、周りにテントは3張位しかなかったくらいだから。。。
ここから写真はほとんどなし。
霧雨の中をずっと歩いて3時間やったんでね。
大下りの頭。この稜線、景色楽しみにしてたんだけどなぁ・・・。


結局この日もカッパを着ずに大天荘まで。
いくら歩いてるとはいえ、3000m付近の風のある稜線。
体感温度はずいぶん低く、途中何度もカッパを着けようと提案するのですが、いくみん却下。
まだ大丈夫、と言いながらザックからカッパを取り出すのが面倒臭いだけなんですな。
誰かこの頑固者を何とかしてくれ、といつも思うのです。。。
いや、僕ぁーいいのですよ。自分の事はね。
頑張り過ぎるきらいのある、相方の体調を判断するのが難しいなぁ。
稜線の途中、喜作どんに会えました。
今回は行かないけど、槍ヶ岳への道は喜作新道っていうんだよと伝えてたんですが、昨年の重太郎新道のイメージが強かったらしく、きっと鬼みたいな人なんでしょ、と勝手に想像していた様子。
レリーフ見て「思ってよりかわいいやん」と喜作どんにまた失礼な・・・。

槍ヶ岳へ向かう喜作新道と常念岳へ向かう分岐点。
寒いんでしょうな。途中からはいくみんがピグモンに見えた。。。

ここからは大天荘へ向けての登り。
ただでさえ登りは苦手ないくみんが、風と雨からくる寒さでさらに足取り重く。
頑張れもう少し。
天候もあり、この辺りでテント泊はやめて小屋泊にする事を本格的に考え始めました。
そして11時半、大天井岳直下、大天荘へ到着。
たった3時間だけど、視界の聞かない寒い雨の中、小屋が見えるとホッとします。

そしていくみんとの相談の結果、北アルプスで初めての小屋泊決定!
素泊まり5600円なり。(大人1人)
テント泊の500円に比べるとえらい事ですが、強風だし、ドロドロ、びちょんびちょんになるのが分かってて、後始末の事まで考えるとテントを張るのは心が折れまスタ。。。
初めての小屋泊でそわそわ…。
まだ時間が早かった事もあり、お客さんはまだ数名。
乾燥室があるので使って良いとの事で、濡れたもの全部を乾燥室に放り込みます。
しかも水は無料との事。テント泊との差を感じる〜

そして楽しみにしてたランチ!小屋で初めてごはん食べるー。
インディアンランチセット(1200円)と豚汁セット(900円)。
3000m付近にある山小屋としては意外と良心的?
(この後に富士山に行ってるからそう思うのかも。。。)

このカレーとナンのセットがやばいくらいうまかったな…。腹減ってたのもあるだろうけど。
そしてここがあてがわれた場所。
ひどい時には3人で2つの布団を使うと聞くので、戦々恐々。。。はたして。。。

ごはんをゆっくり食べても13時。
山頂に向かおうにも外は雨。
やる事ないので山小屋気分を満喫しようと、ビールとつまみ片手に談話室へ。
ここでまた〜りと過ごすことに決定。
いくみんはどうも体調がすぐれないということで布団へ。
結局1人で2時間ほど本読んでたのかな?
ビールはコーヒーに変わり、ゆるーい時間が流れてたなぁ。

15時過ぎにいくみん復活。
天気を待っててもらちがあかないので、大天井岳に登りますか?ということに。
と言っても徒歩10分。
本当に10分で着くの?
誰の足で?
と半信半疑のいくみんでしたが、10分も掛からず着いたかも。
でも雨が一番強いタイミングを見計らって行った気がするくらい、雨が激しかった。

で、帰ってきてから今度はいくみんも交えて談話&読書タイム。
この頃にはお客さんもずいぶん増えて来て賑やかに。

素泊まりなので、晩御飯は自炊。
サッポロ一番塩ラーメン!
ここに来て!?って感じだけど、めっちゃうまい。

夕方になると、山荘の方が槍ヶ岳のDVDを流しだし、そこにいる全員が自然とそれを鑑賞。
これいくみん興味あるんか?と思ったんだが、結局1時間、最後まで見終えた。
その前に山の本を読んだせいもあるんだろう、見終えてからしばらくしてポツリと「来年は槍か剱に行きたいな」とビックリ発言。
いや、自分としては嬉しい限りですが、だ・大丈夫ですか!?(笑)
さて、来年が今から楽しみになりました。
布団に帰るとそこには登山客がたくさん。ザックもたくさん。
なんかええ感じやー。

たくさんいるけど、布団は一人一枚当たりそうで、ホッと一安心。
でも、こんな環境、爆睡間違いなしだなぁ・・・と心配しながらの就寝でした。
初めての小屋泊、大天荘でしたがスタッフの方の対応も心地よく、ごはんもうまいし、個人的には大正解でした。そして後日ハガキまで。是非またいつか行けたらいいなと思っています。

さ、翌日(最終日)は03時に出発予定です!
その3に続く