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プロフィール
たかぼー
たかぼー
管理人:たかぼー
生年月日:1976.10.9
家族構成:妻(いくみん)
       長男坊(いぶ)
       次男坊(ゆう)
       長女(きずみん)
       三男坊(いーちゃん)
趣味:登山、DIY、アウトドア
2008年
山の麓にログハウスを建てる
2009年
本格的にアウトドアを始める
2010年
登山歴9ヶ月目でジャンダルム
2011年
夫婦で奥穂高岳へテント泊
2012年
じいちゃんのカブ再生
2014年
暴風雨の中 北鎌尾根単独
2015年
北ア最奧 赤牛岳日帰りピストン
2019年
上州武尊山スカイビュートレイル140k完走
2020年
フルマラソンPB2時間53分


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2016年06月10日

中学生の息子2人と伊吹山

先週はきずみん(小4)との日帰り登山が中止になったが、今週は中学校の運動会で月曜日が振替休日。
いつもサッカーと日常の繰返しの彼等。
「山行くか?」と聞くと長男坊(中3)と次男坊(中1)共に「行く」と即答するので、またも休暇取得し、山の予定を立てる。


「どこに行きたい?」と聞くと、

「やっぱ百名山がええな」


と言うので、日帰り出来る近場で百名山となると、白山、荒島岳、伊吹山となるが、白山は個人的に最近行ったし(苦笑)、彼等は荒島岳には既に登ってるし、という事で伊吹山に決定。

彼等の成長を見ると同時に、自分の山に対する今後の姿勢を考える事になった最高の一日。
中学生の息子2人と伊吹山

■6月6日(月)
04時出発の予定が、3人共にいきなりの寝坊でいくみんに「もう明るくなってきたよ」と起こされる始末(笑)

息子達をたたき起こし、04:40自宅出発。
念のためヘッデンを荷物に入れておいたが、まったく不要だ。
既にめちゃ明るい。。。

車で1時間ほどして伊吹山登山口に到着。
登山口を100m程過ぎた、200円駐車場へ。
まだ車は一台もなく、駐車代金200円を車のナンバーを書いた紙に包んで料金箱に。

05:50 登山口出発
陽はとっくに昇ってるが、伊吹山登山口は西側に面していて、最初は林の中を歩くのでまだ多少薄暗い。

「おめーらが寝坊するし、予定狂ったわー!」
と自分も寝坊してたのを棚に上げて「予定通りの時間で帰るんなら1時間早く登れ!」と冗談言って笑ってたからか、眠気から覚めた彼等の足取りは恐ろしく軽い。
こっちはまだトレッキングポールの調整やカメラの設定もしていないのにズンズン進む。
歩きながらそれらを調整するので、付いて行くのが大変。。。
父の事など何も考えてないバカ息子2人。
中学生の息子2人と伊吹山

そんなペースで歩いてたら後からキツイぞぉ、と思いながら付いて行くくらい速い。

くそー
はえー


こんな事なら自分の荷物、あいつらのザックの中に入れておくべきやったな。

あっという間に1合目。
中学生の息子2人と伊吹山

ただ、歩いてる間に次男坊がトレッキングポール壊して、その修理でタイムロス。
なかなか直らず、

調子こいて歩いてるからじゃー!
速くても、この時間が無駄やわ!


と、良いペースで上がって来てたのに、予想外の足止めにイライラする父の鬱憤をぶつけられ次男坊凹む。

でも飲み物をザックから取り出そうとした次男坊に、素敵なプレゼントが。

「なぜかボンボン(ダンスで使うやつ)入ってた。。。いーちゃん(末っ子2歳)のいたずらやー」

と笑顔を取り戻す次男坊。
きっと昨日の夜、次男坊が寝た後に仕込んだんだろう。
いーちゃん、グッジョブ!(この時間、きっとまだ寝てるが)
中学生の息子2人と伊吹山
ボンボン片手に次男坊

1合目過ぎれば視界が多少開ける。
廻りも見て楽しんで登りなよー」と言うが、歩きを再開した彼等のペースはただひたすらに足元だけ見て速いまま。

遭難するタイプやな(苦笑)

無理してると思ってたが、3合目を過ぎてもペースが落ちないので、これがひょっとして彼等の歩きやすいペースなのか?と思い始めた。
中学生の息子2人と伊吹山

5合目と6合目の間には避難小屋。
中学生の息子2人と伊吹山

トイレと勘違いしてガバッと扉を開けた次男坊。

「人寝ててビックリした」

「あんな立派なトイレないやろ~(苦笑)」
と笑ってたが、後で調べるとどうもトイレもあったらしい。
そうか、ここで朝を迎えるのか。そんな山もありだな。

振り返れば遠くに立派な山。
たぶん霊仙。
その奥には先日行った藤原岳など、鈴鹿山系の山々が連なる。
中学生の息子2人と伊吹山

もうこれはこのままのペースで頂上まで行っちゃうな、と思い始めた8合目過ぎ。
斜度がキツくなって来た辺りから、さすがに次男坊のペースがやや落ち気味?
でも長男坊は全然落ちず。
メンタル弱い長男坊だけど、メンタル面に影響するまでもなく、フィジカル面に余裕がある証拠。
逆に次男坊はその長男のペースに喰らい付くメンタル強さを発揮。

後ろからその姿を見てたけど、どちらも大したもんだよ。

あの笠ヶ岳でメンタル折れまくった長男坊がねぇ~
常念岳で見せた次男坊のメンタル強さは、まだまだ生きてるなぁ~


彼等と山に登った思い出を思い返しながら、すごく頼もしく、嬉しく、ペースは速いがとても気持ちの良い頂上までの道程。

昔、まだ小さかった彼等にはちょっと無理したかも知れないけど、二人きりで山に行っておいて良かったなぁ~としみじみ思えた。
長男坊の笠ヶ岳の記録
次男坊の常念岳の記録


07:50 山頂到着
このペースではひょっとして1時間台で登ってしまうんじゃないかと思ったが、惜しくもジャスト2時間で到着。
中学生の息子2人と伊吹山
寝坊の分は取り戻せました(笑)
コースタイムは4時間弱なので、ほぼ半分。
大したもんだ。

トレッキングポール修理のタイムロスがなかったら間違いなく2時間切ってたんだろうけど、また、速く登るのが能じゃないけど、決して彼等はタイムアタックしてた訳じゃなく、自分のペースで登った結果こうなっただけで、登る事にしかまだ目的がないんだから、まぁいっかーと、山頂についた時の彼等の顔を見てて思った。
めっちゃ良い顔してたな。

日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
中学生の息子2人と伊吹山

頂上はまだ有料ドライブウェイが開通前だったので登山者が数名だけ。
次男坊が腹減ったと言うので、賞味期限が2年前のインスタントラーメンを作る。
めっちゃ旨いらしい。
彼は食った後にそれに気付いたが(笑)
父は在庫処分できて良かった。
中学生の息子2人と伊吹山

腹ごしらえ後は長男坊が「散歩しようぜ!」と言うので、結局山頂に1時間ほど滞在。
いつもクールな長男坊がとにかく楽しそう。
いつもは常に何かに気を張ってるんだろうなぁ。
中学生の息子2人と伊吹山
中学生の息子2人と伊吹山
中学生の息子2人と伊吹山

伊吹山は花が有名。
伊吹山固有種も多いが、今はまだ季節が早く少なめ。
中学生の息子2人と伊吹山
ヤマガラシ 『天ぷらやおひたしで食べられるが、自然保護区に生えていることが多いので採取できる機会は少ない』だって。そりゃそうだ(笑)

景色はやや霞んでたが、それは贅沢と言うもので。
頂上からは関ヶ原方面も見え、関ヶ原の戦いについても父から息子にレクチャー(苦笑)
東軍、西軍、地形的に確かにぶつかりそうな場所やんな?と。
百聞は一見に如かず。
中学生の息子2人と伊吹山
中学生の息子2人と伊吹山

と言うのも、伊吹山へ向かう際、小谷城跡前を通過。そこで「この辺りは歴史的に有名な場所が多いのよ、昔、あんたらが小さい頃にたくさん行ったけど覚えてへんやろなー。小谷城は行きたい場所やったんやけど、まだ行けてへんねん。あんたらが速く登って降りてきて、時間あったら帰り寄ろうか?」という流れがあったので、彼等の頭にもすんなり入る。

09:05
ドライブウェイからの一般観光客もチラホラ上がって来たので下山することに。
中学生の息子2人と伊吹山
中学生の息子2人と伊吹山

下りもまずまずのペースで下山。
転ぶ事はなかったが、伊吹山は石灰岩の山らしく、少し岩が濡れてるととにかくよく滑るので気を付けて。

クサタチバナ
中学生の息子2人と伊吹山

タツナミソウ
中学生の息子2人と伊吹山

なんだろ?わからない。
中学生の息子2人と伊吹山

10:25 下山完了
駐車場到着。
服を着替えて帰路に。

下山後の風呂と食事を楽しみにしてたものの、近くの薬草温泉「ジョイいぶき」は月曜日が休館日で断念。
ま、どうせ家まで1時間だし、家で風呂はいるべ。

という事で、彼等が時間的な余裕を作ってくれたので、予定していた通り小谷城跡へ寄り道。
実は伊吹山の途中からは帰りに寄る小谷城の方が気になって仕方なかった父(笑)

むっちゃでかー
すごー

攻める方も大変やけど、住む方も大変やなー
中学生の息子2人と伊吹山

と息子達が呆れるくらい堪能。
伊吹山下りてきたのに、また400mくらいある小谷山への山登り(苦笑)
中学生の息子2人と伊吹山
中学生の息子2人と伊吹山

13:20 自宅着
帰って来て、一息ついたところで長男坊に「おもろかったかー?」と聞くと、「うん、こんな楽しい休みは久しぶりやったわ」と言う。
そやなぁ、休みの日はいつもサッカーで、グランドと家との往復で終わってしまうしな。。。
楽しめて良かったなーと思う反面、彼等の普段の生活って、これで良いのかなぁ?とも思ったり。
まぁでもそれがあるから、今日が楽しく感じるんだろうしな。。。


そして自分は、一緒に登れて、彼等の成長を実感して、とても嬉しく、頼もしく、彼等の普段なかなか見られない制限されていない笑顔を見れて最高にリフレッシュされた気がする。

また今後の自分の山登りに関して、速い人はいくらでもいるし、担いでる物も、目指す物も、狙いも、年齢も、全部違うし、誰かと比較することなんて無意味だな、と。
彼等の気持ち良い程の一直線な山登りが、そう教えてくれた山行でした。





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